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タヌキと警備員の攻防 キヌタ公園だけにタヌキ出現? 世田谷美術館
世田谷美術館で1匹のタヌキと警備員の攻防戦が繰り広げられました。
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世田谷美術館で1匹のタヌキと警備員の攻防戦が繰り広げられました。
東京都世田谷区の砧(きぬた)公園内にある世田谷美術館。先日、ここで1匹のタヌキと警備員の攻防戦が繰り広げられました。
【6月2日、小さな訪問客(続き)】
— 世田谷美術館 (@setabi_official) June 3, 2021
ちょうど仕事終わりの時間帯に、職員用の通用口から人が出てくるたびに中に入りたがり、15分ほどの攻防の末、森に帰っていったタヌキちゃん。無事にお母さんと会えているといいですね。https://t.co/kAM6qMo0U0 pic.twitter.com/ZFwCpdaN3b
今月2日の午後6時すぎ、帰宅しようとしていた職員が、敷地内に生き物が入ってくる様子を目撃。
しばらくして職員用の通用口に現れたのは、幼いタヌキでした。
手前の階段を上ってきたものの、下りるのが怖くなったのか、しばらくウロウロ。
職員がドアから出入りするたびに、中をうかがって入りたさそうな動きを見せます。
可愛いけれど、野生の生き物に関わりすぎてはいけないため、警備員が登場。
ドアの外で体を使ってブロックしている隙に、職員たちはドア少し開けて外に出ました。
その時の様子を撮影した動画を、美術館のブログやTwitter、YouTubeで公開したところ話題に。
「きぬた公園にたぬきが出た」「美術館って動物が入りたくなる造りなのかな」といったコメントが寄せられています。
美術館に入ろうとする猫と、防ごうとする警備員のやりとりで話題になる尾道市立美術館(広島県)を思い出した人も多かったようです。
「時間にして約15分ほどでした。最後は躊躇しながら階段を1段下りて、あとはトントンと進んで植え込みに消えていきました」
そう話すのは美術館の広報担当者です。
【6月2日、小さな訪問客】
— 世田谷美術館 (@setabi_official) June 3, 2021
美術館に入りたがる小さな訪問客と困る警備員。どこかで見たような光景ですが、砧(きぬた)の森の世田谷美術館の場合、訪れたのはタヌキの赤ちゃんでした。https://t.co/kAM6qMo0U0 pic.twitter.com/GrKpzeZc5A
中を気にしていたのに突然後ろを振り返り、帰って行く姿は、まるでお母さんに呼ばれたかのようだったといいます。
1986年に公園内に建てられた美術館ですが、タヌキが入ろうとしたという話は聞いたことがないそうです。
「都内にありますが多くの緑に囲まれた立地です。今回の出来事で美術館を知っていただいた方は、ぜひ緑に癒やされながら美術館へお越しください」