ネットの話題
ウソにウソを重ねた結果が… 桂浜水族館のツイート、納得しかない!
「ウソにウソにウソにウソを重ねる」。そんな桂浜水族館のツイートが注目を集めています。
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「ウソにウソにウソにウソを重ねる」。そんな桂浜水族館のツイートが注目を集めています。
「ウソにウソにウソにウソを重ねる」。そんな文章で桂浜水族館(高知市)がツイートした写真が注目を集めています。ツイッターを担当している公式マスコットキャラ「おとどちゃん」に聞きました。
高知の名勝「桂浜」の浜辺に建つ桂浜水族館。
土佐湾に生息する魚を中心に、トドやアシカ、カワウソ、ペンギン、カピバラなど約220種の生きものを飼育展示しています。
そのツイッターは、フォロワーが21万を超えている人気アカウント。
リアルすぎる節分の鬼の仮装や、ヒマすぎて誕生した謎キャラ「閑古ドリル」など、なにかとユニークな投稿で話題になります。
担当しているのは、トドの女の子「おとどちゃん」。
昨年12月から「小説宝石」(光文社)で、桂浜水族館を舞台にしたエッセイ「桂浜水族館ダイアリー」を連載しています。
あかーんッッッッッ!!!ワープする場所間違えたーッッッッッ!!!!!#桂浜水族館 #桂浜 #ハマスイ #まるのん pic.twitter.com/Cljsjn1Qyq
— 桂浜水族館 公式 (@katurahama_aq) May 9, 2018
そんなアカウントが2日に投稿したのが、「ウソにウソにウソにウソを重ねる」のツイート。
添付された画像に写っているのはコツメカワウソ4頭。
それぞれの個体が重なり合うようにして集まっています。
カワウソにカワウソが重なっていることから、ウソにウソを重ねてという文章になったようです。
ウソにウソにウソにウソを重ねる。 pic.twitter.com/phUj0lKrH2
— 桂浜水族館 公式 (@katurahama_aq) June 2, 2021
おとどちゃんによると、撮影したのは水族館の広報担当者。
2日昼、サバやキャットフードなどのごはんを食べた後のコツメカワウソの様子です。
動きが素早くてブレやすく、被写体の数が多くてピントが合わないため、粘り強く重なる瞬間を待って撮ったといいます。
写真を見たおとどちゃんが、「ウソを重ねる」のフレーズを思いついたそうです。
「『ウソにウソを重ねる』という文言は、カワウソファンの界隈ではよく使われています。『ウソにウソを重ねる監視委員会』なるものもあるようです」
「なんて積み深いことを」「ウソばっかり」といったコメントが寄せられ、いいねは4万を超えていますが、おとどちゃんはこう言います。
「カワウソは、犬や猫のように一般家庭で人間と生活をともにできる生きものとして存在してはいません」
可愛いからと安易に飼いたいと思う人も多く、カワウソの密輸が問題となっています。
飼育の難しさから世話ができなくなり、身勝手に捨てたり、殺したりするケースもあるそうです。
桂浜水族館では、カワウソ舎に密輸問題のPOPを設置。
「カワウソは一般家庭でペットとして飼うものではない」とYouTubeやツイッターでも訴えています。
「『好きだから』『可愛いから』という理由でそばにおくことは愛ではない。カワウソたちにとっての愛はそっと見守ることです。本当にカワウソを愛するならば、そばにおこうとせずに水族館や動物園でめでてほしいです」
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