ネットの話題
十二支が合体した? 緊急事態宣言下での家内安全願い、美術館が投稿
「十二支が合体した浮世絵」です。
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「十二支が合体した浮世絵」です。
「十二支が合体した浮世絵」がツイッター上で注目を集めています。緊急事態宣言を受けて休館中の美術館がつぶやいたものです。
4月24日、太田記念美術館(東京都渋谷区)のツイッターアカウントが、こんなつぶやきを投稿しました。
緊急事態宣言の発令により、4/25(日)から太田記念美術館は臨時休館いたします。その間、心がなごむ浮世絵を随時ご紹介。まずは昨年人気となった歌川芳虎の「家内安全ヲ守十二支之図」。家の安全を守るため、何と十二支が合体しました。この頼もしい?姿をご覧下さい! #おうちで浮世絵 pic.twitter.com/scTm5qXnRE
— 太田記念美術館 Ota Memorial Museum of Art (@ukiyoeota) April 24, 2021
ツイートには「家内安全ヲ守十二支之図」の画像が添付されています。
顔はネズミで、角はウシ、背中はトラといった具合に、十二支が合体した姿が描かれています。
この投稿に対して、「ポケモンにまざっても違和感なさそう」「年賀状の図柄はずっとこれでOK」といったコメントが寄せられ、いいねは3万を超えています。
この浮世絵がネット上で話題になったのは、今回が初めてではありません。
昨年3月、新型コロナウイルスの影響で休館中だった太田記念美術館が、今回と同じようにツイートして注目を集めました。
真面目に描いたのか、ユーモアで描いたのか、見極めづらいこの作品。
再び投稿した狙いについて、主席学芸員の日原健司さんはこう話します。
「今回の非常事態宣言では美術館に限らず、みなさん大変な状況です。そんな中で心の息抜きになればと思っています」
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