マンガ
娘の「ごめんね」に部屋が凍る 3歳児と向き合った時間マンガで描く
「モヤモヤが言語化された」と感謝するリプライも
「『ごめんなさい』ってどんな気持ち?」その場を収めるための言葉か、相手に嫌われないための言い訳か、それとも……。形式的に「ごめんね」を使う3歳の娘とともに、謝罪と相手を思いやる気持ちを考えていくマンガがTwitterで話題です。自分の非を認め、誠意を示すことは大人にとっても簡単なことではありません。人生になくてはならない言葉の意味について、改めて考えさせられるストーリーです。
☔️ごめんなさいってどんな気持ち?☔️#育児 #育児漫画 pic.twitter.com/ANvy4PKORN
— さざなみ (@3MshXcteuuT241U) March 19, 2020
「お母さんここ読んで」とワークブックを見せる娘。そこには、よそ見をしていたサルがウサギにぶつかり、ウサギが泣いてるというシチュエーションのイラストがあります。
「こういうとき、サルは何と言うのかな?」という質問に対し、娘は「知ってる! 『ごめんね』って言う-!」と答えます。「ここではそれが答えだろうけど…」と、娘の元気な回答にモヤモヤが残る母。というのも、以前に娘と「ごめんね」について考える出来事があったのです。
ベテランの保育士だった祖母は「いいえ知りません 謝ったからって許されるとは限りません」と謝罪を拒否。これで事が収まると思っていた娘はムキになって泣き出してしまいます。そして「あうんの呼吸」のように、娘は祖母から母へバトンタッチ。
ここから、母と娘の「ごめんねの気持ちの正体」を探るやりとりが始まります。
「おばあちゃんに言いに行こう」と立ち上がる2人。心のこもった娘の謝罪を、祖母も受け入れてくれるのでした。
場面は戻ってワークブックの問題に。祖母の出来事を思い出した娘は、ウサギの気持ちをおもんばかり「う~ん、『だいじょうぶ?』かなぁ」と考え始めるのでした。
娘が祖母に暴言を吐くきっかけは、日常の些細な瞬間だったといいます。家で機嫌が悪くなった娘を、祖母が「気分を変えて外に出かけよう」と誘った時のことでした。
孫の謝罪を断った祖母は、30年以上保育士として働いてきたプロ。引退した後も、孫ができたときには最新の育児情報を調べ、何冊も本を読んで勉強していたといいます。それでも実際の育児は、さざなみさんが頼るまで口出しや手出しはせず見守ってくれるそうで、今回の出来事も「私たち2人を信じて委ねてくれたのだと思う」と推察します。
💞ありがとうってどんな気持ち?💞
— さざなみ (@3MshXcteuuT241U) March 17, 2020
子どもに「ありがとうは?」と催促するの気まずい…けど、きちんと言える子になってほしい😢💦
あれ?そういえばうちの子、ありがとうって言葉の意味分かってるかな?
と初心に戻って説明してみた話です。
ごめんなさいバージョンもある(笑)#育児 #育児漫画 pic.twitter.com/DsqRyiCRI6
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