ネットの話題
「おにぎりリュック」を娘に手作り 海苔ポッケや隠し梅干しも可愛い
母が娘のために手作りした「おにぎりリュック」がネット上で注目を集めています。
ネットの話題
母が娘のために手作りした「おにぎりリュック」がネット上で注目を集めています。
お米を表現したキルティング生地、海苔みたいなポケット、中には梅干しが――。母が娘のために手作りした「おにぎりリュック」がネット上で注目を集めました。妊娠後にハンドメイドを始めたという母に話を聞きました。
「できたーーーー!!!! 今までで一番頑張ったからお願いみんな褒めてほしい」
先月19日、そんな文章とともにツイッター投稿された「おにぎりリュック」の画像。
まっ白なキルティング生地を使った三角形のリュックで、外には海苔、中には梅干しのポケットが付けてあります。
この投稿に対して、「中も外も全部最高」「娘さんへの愛情ひしひし伝わってきます」「商品化お待ちしてます」といったコメントが寄せられ、リツイートは8千、いいねは4万を超えています。
できたーーーー!!!!
— こたつむり®︎@1y (@muronkun) November 18, 2019
今までで一番頑張ったからお願いみんな褒めてほしい😭😭😭
マジで頑張ったの🙌
中はおにぎり柄で梅干しっぽいポケット付けました
飾りポケットだけど
海苔のとこも一応ポケットだよ
なんとか形になったよ……
縫製ヤバイけど……🤤 pic.twitter.com/dfmOxf3jmY
おにぎりリュックを作ったのは、昨年長女を出産した1児の母・こたつむり(@muronkun)さん。
妊娠中にハンドメイドを始めて、pakupaku(ぱくぱく)という名前でおにぎりモチーフをメインに制作・販売も手がけています。
「娘が2~3カ月のころ、ほっぺがパンパンでおにぎりみたいな顔の形から『おにぎりちゃん』とあだ名が付いてまして、これはもうおにぎりでいろいろ作るしかないなと。そうして完成したのがおにぎりリュックです」
市販品の中に気に入ったものがなかなか見つけられなかったことから、自分でスタイ(よだれかけ)などを作るようになり、1歳の記念としておにぎりリュックを手がけたそうです。
「構想から出来上がりまで1カ月ほどかかりました。すぐ誰かに見て欲しくて、完成したその日にツイッターに投稿しました」
子どもが背負うことを考えて、軽い素材で肩への負担を減らせるよう、生地はキルティングに。
中を開けた時も楽しめるよう、内側の生地をおにぎり柄にしたり、梅干しポケットを取り付けたりと工夫しました。
「丸みのあるおにぎりにしたかったので、その形に縫い上げるのに苦労しました。単純な三角形ならもう少し簡単だったかもしれないのですが、立体的に縫うのが難しくて、一度失敗して型紙を作り直し、生地の裁断もやり直しました」
そのかいもあって、子どもが背負った時にピッタリとくる、違和感のないリュックに仕上がりました。
「とりあえず、(1歳の誕生日を祝う)一升餅のお祝いで使います。しっかり歩けるようになったら、背負ってもらってピクニックとか行きたいですね」と話すこたつむりさん。
話題になったことについては、こう話します。
「こんなに多くの方に見ていただいて、『可愛い』『ほしい』『売ってないの?』なんて言っていただけると思ってなかったので、本当に嬉しいです。『頑張ったから褒めて欲しい』ってつぶやいたのもあると思うんですけど、本当にすごく褒めてくださってて。みなさんのお気持ちに応えられるよう、おにぎりリュックを欲しいと言ってくださってる方にお渡しできるよう、腕を磨きたいと思います」
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