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アポロって格好良かったんだ! 月面着陸の翌月発売、復刻品が話題に
「アポロ」の1969年当時のパッケージが復刻され、ネット上で注目を集めています。
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「アポロ」の1969年当時のパッケージが復刻され、ネット上で注目を集めています。
イチゴチョコとミルクチョコを組み合わせた「アポロ」。1969年の発売当時のパッケージが復刻され、ネット上で注目を集めています。アポロ11号の月面着陸との関係や名前の由来、「きのこの山」との関係などを明治に聞きました。
今年で発売50年を迎えたアポロ。1969年7月にアポロ11号が月面着陸を達成した翌月に発売されました。
名前はギリシャ神話に出てくる「太陽神アポロン」に由来。お菓子の名前としてアポロを明治が登録したのは1966年です。
「当時、菓子の商標登録には2年の月日を要することが普通になっていましたが、幸いアポロ11号計画よりも前に登録していたため、1969年にタイムリーに『アポロ』を発売できました」と担当者。
アポロ発売から5年後に発売されたのが「きのこの山」です。アポロの生産機械から他にも商品が作れないかと工夫を重ねた結果、誕生した商品です。
そんなアポロの通常品と並行して、一風変わった商品が今月1日に発売されました。
見慣れた可愛らしいパッケージではなく、「Apollo」の文字が大きく描かれ、そこから赤い影が伸びたデザイン性の高いものです。
実はこの商品、1969年に発売された当時のパッケージを復刻したアポロです。
ツイッター上では「初期デザインは先鋭的だったのね」「宇宙とか明るい未来に対する夢や希望が感じられますね」といったコメントが寄せられ、注目を集めています。
なぜ初代パッケージを復刻させたのか? 担当者はこう説明します。
「発売50周年という大きな節目にあたり、面白い商品ができないかを話し合う中で『原点である初代パッケージ商品が出せたら面白い』というアイデアが出て、限定商品として発売しました」
当時のパッケージデータがなかったため、デザインを再現するのに苦労したそうですが、明治の資料館にあった当時の製品を元に再現したそうです。
初代パッケージの復刻以外にも、濃いイチゴチョコとホワイトチョコを使った「大粒アポロ濃とろ苺」、銀河の星をイメージした「宙アポロ」(すでに終売)なども展開。
また期間限定で、通常品のアポロと「アポロ袋」(12袋入り)には、スター型の「ラッキースター」を混ぜているそうです。
話題になったことについては、こう話します。
「50周年の特別企画として発売した商品が話題となり、大変光栄です。これをきっかけに今後もアポロを購入いただければ幸いです。ぜひ、ラッキースターを探してみてください」
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