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飼育員をお出迎えするペンギン 大人になっても甘えん坊、投稿が話題

海遊館(大阪市)がツイッター投稿した画像が注目を集めています。

大きくなっても甘えん坊なオウサマペンギン。海遊館ではそれぞれに名前をつけないため、「241」と個体番号で呼ばれています
大きくなっても甘えん坊なオウサマペンギン。海遊館ではそれぞれに名前をつけないため、「241」と個体番号で呼ばれています 出典: 海遊館のツイッター

目次

 「ヒナのころ飼育員のあしにはさまっていたあのペンギンです」。海遊館(大阪市)がツイッター投稿した画像が注目を集めています。写っているのは、もうすぐ3歳になるオスのオウサマペンギン。ヒナだった頃に飼育員の足の間に顔を突っ込んだ写真で話題になった個体です。

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ヒナだったころの写真がこちら
ヒナだったころの写真がこちら 出典: 海遊館のツイッター

海遊館がツイート


 今月18日、海遊館のツイッターアカウントがこんなつぶやきを投稿しました。

 「後ろからぴとー……っとくっついてきた別のオウサマペンギンが。実はこの子。ヒナのころ飼育員のあしにはさまっていたあのペンギンです!」

 添付されているのは、3年近く前に撮影された飼育員の足の間に顔を突っ込んだヒナの写真と、体が大きくなっても飼育員の足元にすり寄って甘えている現在の写真です。

 この投稿に対して、「大きくなっても甘えん坊」「可愛すぎて抱きしめたい」といったコメントが寄せられ、リツイートは4万、いいねは15万を超えています。



担当者に聞きました


 「人工育雛だったこともあって、他の個体と比べても圧倒的に人懐っこいんです」と話すのは、海獣環境展示チームの冨澤奈美さんです。

 海遊館ではそれぞれに名前をつけないため、「241」と個体番号で呼ばれているこのペンギン。孵化の時に時間がかかって処置が必要だったため、人工育雛されました。

 ヒナだったころの2016年12月7日、「いい具合におさまって(はさまって)います」という文章とともに、飼育員の足の間に顔を突っ込んでいる写真をツイートしたところ話題に。いいねは12万を超えています。


甘えん坊ぶりは健在


 9月末で3歳になる241ですが、甘えん坊ぶりは健在です。

 開館前に南極大陸水槽に掃除に入ると、気配を察知するのか出入り口付近でお出迎え。作業を終えて帰ろうとすると、お見送りするように後ろからついてくるそうです。

 「掃除をしていると、後ろから近づいてきてグイグイ体を寄せてきます。オウサマペンギンは25羽いますが、すぐに241だとわかりますね」

 話題になったことについては、こう話します。

 「大人になった今でも、こんなに可愛いと言ってもらえるとはビックリです。リニューアルした南極大陸水槽はペンギンを見やすくなったので、ぜひ海遊館にお越し下さい」

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