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「猫マナー」が生み出す錯視! 傾いて見えるのはなぜ?教授に聞いた
パソコンなどで「猫マナー猫マナー猫マナー猫マナー……」と文字を打ち込んで並べると、文字列が右下に下がっていくように見える――。
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パソコンなどで「猫マナー猫マナー猫マナー猫マナー……」と文字を打ち込んで並べると、文字列が右下に下がっていくように見える――。
パソコンなどで「猫マナー猫マナー猫マナー猫マナー……」と文字を打ち込んで並べると、文字列が右下に下がっていくように見える――。先日、そんなツイートが注目を集めました。実際に下がっているわけではなく、目の錯覚によるものです。その仕組みについて大学教授に話を聞きました。
4月18日にツイッターで「心理学でやった面白い錯視」と題して投稿されたの文字列。
「猫マナー」を4つずつ3行並べたものと、「ーナマ猫」を同じく4つずつ3行並べたもので、いずれも行頭は半角1文字分ずらされています。
猫マナー猫マナー猫マナー猫マナー
猫マナー猫マナー猫マナー猫マナー
猫マナー猫マナー猫マナー猫マナー
ーナマ猫ーナマ猫ーナマ猫ーナマ猫ー
ーナマ猫ーナマ猫ーナマ猫ーナマ猫ー
ーナマ猫ーナマ猫ーナマ猫ーナマ猫ー
猫マナーについては文字列が右下に行くほど下がっているように見え、ーナマ猫は上がっているように見えます。
【心理学でやった面白い錯視】
— Japanese 阿部鷹行 (@Abbbbe12345) 2019年4月18日
猫マナー猫マナー猫マナー猫マナー
猫マナー猫マナー猫マナー猫マナー
猫マナー猫マナー猫マナー猫マナー
ーナマ猫ーナマ猫ーナマ猫ーナマ猫ー
ーナマ猫ーナマ猫ーナマ猫ーナマ猫ー
ーナマ猫ーナマ猫ーナマ猫ーナマ猫ー
傾いて見える…!!
この投稿に対して、「どう見ても斜め」「目がおかしくなったのかと思って焦りました」といったコメントが寄せられ、リツイートは6万、いいねは13万を超えています。
投稿したのは東北大学工学部2年の阿部鷹行さんです。
「文系の講義を受けてみたところ、知り合いが誰もいなかったんです。この驚きを誰かに伝えたかったのに……。それでツイートすることにしました」
目の錯覚などと言われる「錯視」によるこの現象。
立命館大学総合心理学部の北岡明佳教授によると、「ポップル錯視」と同じような原理だといいます。
ポップル錯視とは、平行に並べた図形の模様を均等に上下にずらすと図形が傾いて見えるもの。
「猫マナー」に含まれている一文字の水平線分が長く、単語内に水平線分が階段状に右下がりに並んでいるため、右下がりに見えるそうです。
文字列が傾いて見える錯視は2000年代の前半にはやり、「杏マナー」などがテレビでも取り上げられました。
2006年9月の立命館大学人文学会学生部会の学生論集にも、この文字列に関する論文が掲載されています。
ツイートが話題になったことに便乗して、阿部さんは自身が入部している奇術部を宣伝。すると、多くの人が反応してくれたそうです。
「仲間内に向けてのツイートが話題になってビックリしましたが、部員からも『いい宣伝になった』と言われたのでよかったです」
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