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セメダインの防水スプレー? 大雨便乗ツイートが話題、担当者に聞く
セメダインの防水スプレーとは?
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セメダインの防水スプレーとは?
接着剤のメーカーとして知られる「セメダイン」(本社・東京都)。そんな会社のツイッターアカウントが、先日の大雨に便乗して自社の防水スプレーを紹介し、注目を集めています。担当者に話を聞きました。
関東でも大雨が降った今月21日。セメダインのツイッターアカウントが、こんなつぶやきを投稿しました。
「(大雨で……靴がびしょ濡れになった皆さま……きこえますか……次回……次回こそは……防水スプレー……革にも使える……セメダインの防水スプレーを使うのです……革靴も……スエードパンプスも……スニーカーも……OKです……雨……しみこみません……コロコロ落ちます……)」
添付された画像には、自社の防水スプレーの画像と、スプレーをかけた靴が水をはじいている様子が写っています。
この投稿に対して、「セメダインって接着剤だけじゃないのか」「これ試したい」といったコメントが寄せられ、リツイートは4万、いいねは10万を超えています。
(大雨で…靴がびしょ濡れになった皆さま…きこえますか…次回…次回こそは…防水スプレー…革にも使える…セメダインの防水スプレーを使うのです…革靴も…スエードパンプスも…スニーカーも…OKです…雨…しみこみません…コロコロ落ちます…) pic.twitter.com/jfabRkfDXj
— セメダイン (@cemedinecoltd) 2019年5月20日
「これまでも様々なタイミングで防水スプレーのツイートをしましたが、実際に靴を濡らしてしまった瞬間が1番『靴の防水(撥水)』を強く意識するのではと考えてつぶやきました」
そう話すのはセメダインのツイッター担当者です。
現在販売している防水スプレーは、「防水スプレー多用途+長時間 420mL」と「防水スプレー除菌・消臭 330mL」の2種類。今回話題になったのは「多用途+長時間」の方です。
以前はウォーターガードという防水スプレーを売っていましたが、販売不振で撤退。リベンジを誓って2016年に再参入した経緯があります。
接着剤と防水スプレー。原料や製法などに何か関連性があるのかを尋ねると、こんな答えが返ってきました。
「防水スプレーは接着剤とおなじく、化学物質であり液体です。また、消防法上は危険物に該当します。接着剤と防水スプレーは、一般消費者向けとして商品流通も似ていることから相性がいいことは事実で、他の接着剤メーカーでも防水スプレーを取り扱っていたりします」
防水スプレーのデモ動画を撮ったんですけど、これは楽しい…!(*‘∀‘)
— セメダイン (@cemedinecoltd) 2019年4月10日
\ツルーーーン/ pic.twitter.com/crjq934A2p
皮革やスエードなど革素材に使えるタイプの防水スプレーでありながら、効果が長持ちするというセメダインの防水スプレー「多用途+長時間」。
「ホームセンターで買える『長時間』タイプの防水スプレーは、革素材に使えないものが多いんです。撥水性が高く、透質性素材の透湿性を損なわない点も、この商品の特徴です」
特徴を存分に伝えるべく、濡れた靴を履きながらツイッターを見ている状況をイメージし、その人たちの心に呼びかけるようツイートしたそうです。
雨に便乗したこのツイートは、セメダインのアカウントで過去最高のリツイート数を記録しています。
「タイムリーな話題に乗せられたのも、ツイッターコミュニケーションならではと思うと同時に、実際に困ってる方に情報を届けられて嬉しいです。私自身、防水スプレーがあるために、雨の日でも革の靴で出かけることの抵抗が減ったので、これからの季節に便利に防水スプレーを使って欲しいです」
そして、使用上の注意点についても付け加えます。
「必ず屋外で使ってください。ツイートをきっかけに初めて防水スプレーを試される方もいらっしゃると思いますが、吸い込むと有害なので、ご注意ください」
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