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「かにぱんお姉さん」も大喜び ロッテリア、かにぱんバーガー発売へ
「かにぱん」を使ったハンバーガーが来月発売されます。
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「かにぱん」を使ったハンバーガーが来月発売されます。
三立製菓(静岡県浜松市)のロングセラー「かにぱん」。そんな人気のパンで具材を挟んだハンバーガーが来週発売されます。企画したロッテリアと、三立製菓の「かにぱんお姉さん」に話を聞きました。
全国のロッテリア(一部店舗を除く)で、11日から数量限定で販売される「かにぱんと紅ずわいがにのクリーミーコロッケバーガー」。
鳥取県境港で水揚げされた紅ズワイガニを使ったクリームコロッケを2個の「かにぱん」で挟んだ、見た目も味もカニづくしのバーガーで、価格は税込み480円です。
同時に発売される「紅ずわいがにのクリーミーコロッケバーガー」は、かにぱんではなくロッテリアのオリジナルバンズを使ったもので、こちらは税込み340円です。
ツイッター上では「まじで実現させたんすね」「発売が待ちきれない」「食べてみたらいけそうな気がします」といったコメントが寄せられています。
企画の狙いについて、ロッテリアの広報担当者はこう説明します。
「カニを具材にしたバーガーを企画する中で、おいしさに加えて楽しさも提供したいと考えて、三立製菓さんにコラボをお願いしました」
ロッテリアの人気商品「エビバーガー」と「かにぱん」には、同じく40年以上のロングセラーという共通点があるそうです。
「かにぱんのほんのり甘く、優しい味わいが楽しめるカニづくしのバーガーです。ぜひオリジナルバンズのバーガーとも食べ比べていただきたいです」
1974年に発売された「かにぱん」。賞味期間が45日と長く、家庭用のストックとしても重宝されています。
ちなみに、原材料にカニは入っていません。三立製菓がウサギやコアラなど子どもに人気の動物をかたどったパンを発売するなかで、カニの形で発売されたことに由来しています。
そんなかにぱんの魅力を伝えようと活動しているのが、「かにぱんお姉さん」こと望月沙枝子さん。
三立製菓企画課の社員で、幼稚園や保育園などを訪問して、かにぱんの楽しいちぎり方などを伝授する「かにぱん教室」も開催。テレビやラジオにも出演しています。
今回のかにぱんバーガーのオファーを聞いた時は「え!? ほんとに!? かにぱん、ほんのり甘いけど大丈夫?(笑)」と思ったそうです。
かつてかにぱんを使ったレシピを考えた際、横にスライスしてハンバーグを挟んでみたという望月さん。味は「正直イマイチでした」とのこと。
「今回びっくりしたのは、かにぱん2枚を使って豪快にサンドして、カニクリームコロッケを挟むという発想。そんなことなかなか思いつかないですよね」
かにぱんバーガーのオススメの食べ方を尋ねると、こんな答えが返ってきました。
「ぜひお店で出来立てを召し上がって欲しいです。テイクアウトされた後、かにぱんがどうなってるのか……少し怖いのもあって(笑)。いつも私は『かにぱんは切れ目に沿ってちぎっていろんな形にできることもできる変身パン』と広めていますが、このバーガーはそのままガブリと大きなお口でほおばって欲しいです」
そして、こう付け加えます。
「かにぱんも、かにぱんバーガーもめちゃくちゃいいけど、かにぱんお姉さんもよろしくね!」
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