話題
さんからの取材リクエスト
「アイラップ」って何ですか?
北陸では常識?「アイラップ」って知ってる? ラップみたいなポリ袋
先日ツイッターで話題になった「アイラップ」を知っていますか?
話題
「アイラップ」って何ですか?
先日ツイッターで話題になった「アイラップ」を知っていますか?
先日ツイッターで話題になった「アイラップ」。売り上げの75%が新潟・山形・富山・石川・福井の5県に集中しているそうですが、そもそもどんな商品なのか? 販売元の会社に話を聞きました。
先月18日、アイラップのツイッターアカウントがこんなつぶやきを投稿しました。
アイラップは全国区商品。
— アイラップ【公式】 (@i_wrap_official) 2018年7月18日
一部地域限定の商品ではありません(;ω;)
ただ売上の75%が新潟、山形、富山、石川、福井に集中しているだけなの…。
すっごく便利なんだけどなぁ…。
応援してくれる人RTプリーズ… _(:3」z)_
#一般人の方が時々誤解しておられること #アイラップ #応援RTお願いします pic.twitter.com/jWvmJyIpND
この投稿に対して、「初めて見ました」「欠かしたこと無いです」といったコメントが寄せられ、リツイートは1万を超えています。
アイラップを製造・販売しているのは、ガスのIwataniの子会社である岩谷マテリアル(東京都)です。
いったい、アイラップとはどんな商品なのか? 担当者に話を聞きました。
――「アイラップ」とはどんな商品ですか
ラップと同じように使えるポリエチレン製のポリ袋です。耐熱温度が120℃なので、食材を中に入れて電子レンジ加熱や、湯せんでの温めが可能です。湯せん時は鍋肌に袋がふれないように注意し、鍋底に必ず耐熱皿を敷いてください。
――発売当初と比べて変わった点はあるのでしょうか
約40年前から発売しており、現在に至るまでに変わることなく、品質を維持しながら現在まで販売してきました。
――ずっと三角パッケージは変わらないそうですね
三角の形状は袋の取り出しやすさを優先し、長年採用しています。
――売り上げが北陸に集中しているのは理由があるのでしょうか
発売以来、各地場スーパーや卸業者の協力により、ポリ袋文化が特に根付いたのが上記5県でした。
――ツイートが話題になったことについては
たまに雑誌やメディアでご紹介されることがあるのですが、全国的に一部地域を除き取り扱いしていただいている所が少ない現実と、もっと商品を認知していただきたいという願望との、葛藤で生まれたボヤキに近いツイートでした。
まさか話題になるとは思っておらず、このような形でアイラップを知っていただけたのは大変嬉しく思っています。
――今後については
アイラップは「親から子、そのまた子へ」と長い間ご愛用いただいている商品で、最近ではポリ袋調理や、災害など非常時のアイテムとしても認知されるようになってきました。
水を無駄にしないというコンセプトで、お皿にかぶして使用して洗い物を削減することもできます。日本赤十字社様(山形県支部)では、アイラップを使った非常食作りの研修を行っているそうです。
防災備蓄やポリ袋調理など、新しいニーズに対応しつつ、生活に寄り添い、いざというときに頼りになる存在になるべく、広く努力して参ります。
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