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実は「ゆかり」は三姉妹だった 次女「かおり」三女「あかり」とは?
赤しそふりかけ「ゆかり」。実は三姉妹だった、と注目を集めています。
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赤しそふりかけ「ゆかり」。実は三姉妹だった、と注目を集めています。
1970年の発売以来、日本の食卓で愛され続けている「ゆかり」。そんな赤しそふりかけが「実は三姉妹だった」と、ネット上で注目を集めています。妹2人の特徴や生い立ちについて、三島食品に話を聞きました。
今月22日にツイッター投稿された画像。おなじみの「ゆかり」の隣には、似たようなパッケージの「かおり」と「あかり」が並んでいます。
この投稿に対して、「ゆかりしか知らなかった」「擬人化したくなる」といったコメントが寄せられ、リツイートは5万、いいねは15万を超えています。
まずは、次女にあたる「かおり」はどんな商品なのか?
発売元の三島食品によると、かおりが発売されたのは1984年。ゆかりが赤しそなのに対し、かおりは青じそのふりかけです。
当初は業務用として1kg、200gの2種類でスタートしましたが、1986年に小売り用の18gが発売され、現在は15gが税抜き130円で売られています。
名前の由来については、「文字通り、青じその香りが良いことから名づけられています」と説明します。
続いて、三女「あかり」について聞きました。
こちらは2010年発売で、今年3月までは「カリカリ梅」「ピリ辛たらこ」の2つの味がありましたが、ラインナップ再編に伴って「ピリ辛たらこ」のみになっています。
この点を指して、ネット上では「あかりは双子なので四姉妹」という説も上がっているようです。
名前の由来は「当社が福岡で展開していた総菜店『あかり』の名前を引き継ぎました。ほっとする我が家の『灯り』を表現しています」と広報担当者。
なぜ3文字の名前ばかりなのか?
この点については「3文字の柔らかいひらがなを使うことで、覚えやすさと親しみやすさを意識した結果です」と教えてくれました。
また、袋入りだけでなく、持ち運べるペン型容器に入った「ゆかり ペンスタイル」のかおり版、あかり版も販売されているそうです。
話題になったことについて、担当者はこう話します。
「みなさまに三姉妹と言っていただけるので、こちらも便乗しています。おかげさまで知名度も上がり、取扱店舗も増えており、ありがたい限りです」
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