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どうしたのSHARPさん? 新入社員に向けてまじめなツイート、実は…
SHARPのツイッターアカウントが投稿した「新入社員のみなさんへ」から始まるマジメなアドバイスが話題になりました。
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SHARPのツイッターアカウントが投稿した「新入社員のみなさんへ」から始まるマジメなアドバイスが話題になりました。
【ネットの話題、ファクトチェック】
「もし良からぬことが起こったらどうする」はアドバイスでなく、呪いです――。今月3日、SHARPのツイッターアカウントが投稿した「新入社員のみなさんへ」から始まるマジメなアドバイスが話題になりました。自由すぎるつぶやきが人気の有名アカウントに何があったのでしょうか?
最初に投稿された文言はこちらです。
誤字に気付いて、すぐに訂正します。
気を取り直して「もう1つ」について投稿します。
この投稿に対して、「同感です」「的確でシャープなコメントだな」といった賛同の声や、「その思考が会社を潰し、多くの社員のクビを斬った最大の原因なんだろうな」といったコメントが寄せられ、リツイートが1万4千を超えている投稿もあります。
SHARPのツイッターアカウントは、数ある企業アカウントの中でも抜群の知名度を誇り、フォロワー数は36万を超えています。
投稿する内容は、新商品のPRや企業に関する情報提供に限りません。経営再建のための支援先をめぐって注目が集まっていたころ、節分の日に「鬼は外、福は内!福は内!福は内!(切実)」と投稿。
台湾の鴻海精密工業と優先的に交渉すると報じられた2月4日には、「な ん て 日 だ !」「こんな日にフォロワーさん28万になりました。こんな日に。」とつぶやくなど、自由で味わい深い発言が人気の秘訣です。
擬人化漫画も作られ、今年3月には大阪広告協会から「中の人」に対して、チャレンジ精神を持つ制作者を表彰する「第50回やってみなはれ佐治敬三賞」が贈られることが発表されました。
さきほど紹介した新入社員向けのツイートには続きがあります。
「あとなにかと新人に重みのあるっぽいことを言おうとする先輩も信用しない方がいいです。そう、私のことだ」
マジメなことをつぶやいた後、ちゃんと「オチ」まであったのです。
ユニークなアカウントについて、SHARPの広報担当者は「つぶやきについては担当者個人の裁量に任せています」と説明します。
どんな思いで一連の投稿をしたのかについて聞くと「申し訳ありませんが、発言についての説明や、担当者の取材についてはお断りしています」とのことでした。
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