話題
この靴、ぜんぶチョコです! 作った菓子職人に聞く 税込み29160円
大阪のホテルが「すべてチョコレートでできた靴」を発表しました。
話題
大阪のホテルが「すべてチョコレートでできた靴」を発表しました。
大阪のホテルが「すべてチョコレートでできた靴」を発表しました。バレンタインデー向けの特製品で、あす20日から予約の受け付けを開始します。9足限定で価格は27000円(税込み29160円)。これまでにもチョコでできた楽器や時計などを手がけてきたチョコ職人に話を聞きました。
本物そっくりの革靴を表現したチョコレート「紳士の輝き」を発表したのは、大阪市北区にあるリーガロイヤルホテルです。
靴ひもや中敷き、ソールや縫い目までチョコレートで表現。パーツごとの微妙な色の違いや、革靴独特の光沢にもこだわり、特につま先のツヤを出すために何度も試作を重ねたそうです。
ダーク、ライト、レッドの3色から選べて、サイズはすべて26cm。チョコレート製の靴べらと、靴用クリームをイメージした瓶入りチョコレートもセットになっています。これらの中で食べられないのは靴用クリームの瓶のみというこだわりぶりです。
9足限定で1月20日から予約の受け付けを開始。価格は27000円(税込み29160円)です。
リーガロイヤルホテルはこれまでにも、リコーダーを模した実際に吹ける笛「Flute a bec(フルート ア ベック)」など、本物そっくりのチョコ作品を発表してきました。
・2013年向け『Flute a bec』
・2014年向け『ランタン』
・2015年向け『時計』
・2016年向け『蓄音機』
これらを手がけ、今年の靴も制作するのは、ホテル内にあるチョコレート専門店「ショコラブティック レクラ」専属のシェフショコラティエ・岡井基浩さんです。
例年売り切れるという話題のチョコ作品について、岡井さんに話を聞きました。
――今回、靴を作ろうと思ったきっかけは
「バレンタインデーに女性から男性に贈り物をするということを考えたとき、男性が普段身に着けているもので、おしゃれに気を遣うものということで靴に行き着きました」
――制作する上で難しかった点や苦労した点は
「常に『作る』ではなく『創る』をイメージして取り掛かっています。インスピレーションに身を任せ、思いつくイメージから創っていますが、そこに一番時間がかかりました」
――この靴で食べられない部分はありますか
「靴ひもや中敷き、ソールなどもチョコレートでできているので、すべてお召し上がりいただけます」
――作るのはかなり難しそうですね
「非常に握力が必要で、女性スタッフによる制作は困難だと思います。チョコレートの技術があれば製作は可能だと思います」
――サイズは26センチとありますが、履けるんですか
「靴の中は空洞にはなっておりますが、実際に履くことは難しいと思います」
――注目してほしい点は
「感じ方、価値観の違いで捉え方が変わると思うので、私個人の視点は差し控えます」
――気になる、注文してみたいという人に向けてメッセージを
「遊び心を忘れない、忘れたくない。いつの日も少年時代の夢と気持ちをもつ物づくりをしたいと考えています。自慢の一品を、ぜひお楽しみください」
1/19枚