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紙ってる?ドンキのトイレ 壁のあちこちにペーパーが… その理由は
ディスカウント店「ドン・キホーテ」のトイレを使ったことはありますか?
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ディスカウント店「ドン・キホーテ」のトイレを使ったことはありますか?
「驚安の殿堂」をうたうディスカウント店『ドン・キホーテ』。全国各地にある店舗の中で、トイレ個室の壁に複数のトイレットペーパーが備え付けられている店が、いくつかあります。いったい何のためなのでしょうか? 狙いについて聞きました。
秋田県にあるドン・キホーテ大曲店。トイレ個室の壁には、9つのトイレットペーパーが規則的に並んでいます。ホルダーも、オーソドックスなものからアンティーク調のものまで、いろんな種類のものが設置されています。
別の店舗では、12個ついているところや、側面の壁ではなく手が届かないであろう背面についているところもあります。
ツイッター上では「個室入った瞬間に声出した」「オシャレだけどこんなにいらないでしょ」といった声が上がっています。
異なるトイレットペーパーの拭き心地を試すためなのか? それとも、店で販売しているホルダーの見本なのか? ドンキホーテホールディングス広報室の担当者は「どちらでもありません」とした上で、こう説明します。
「お客さまにお買い物を楽しんでいただくための店舗演出の一環です」
本社が推奨して全国的に進めているわけではないそうですが、東京都内や山形県内の店舗など、いくつかの店で同じように設置されているといいます。
「店舗演出はトイレだけじゃないんですよ」と広報担当者は付け加えます。地域に合わせたお店作りをテーマに、大阪・新世界にある店舗では店内にたこ焼きの装飾を施したり、千葉・成田の店では飛行機のオブジェを置いたりしているそうです。
「ドン・キホーテはお買い物自体を楽しんでいただける店舗作りに努めています。店舗ごと商品や装飾も異なりますので、外出先でドン・キホーテを見かけたら、ぜひのぞいてみてください」
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