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『餃子バッグ』突然の品切れ 発売から3年半、ツイッターで人気再燃
「餃子(ぎょうざ)の形をしたバッグ」の人気が再燃しています。
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「餃子(ぎょうざ)の形をしたバッグ」の人気が再燃しています。
餃子(ぎょうざ)の形をしたバッグの人気が再燃しています。宇都宮市内の餃子店が加盟する協同組合が3年半ほど前に企画したもので、発売当時はテレビでも取り上げられ、話題になりました。今回はツイッターをきっかけに注文が殺到し、品切れ中です。企画した担当者は「時代ですね。若い人にも知ってもらえるのはうれしい限り」と話しています。
餃子バッグを企画・販売しているのは、「宇都宮餃子会」です。加盟店の福利厚生や宣伝活動だけでなく、実際に餃子を提供する店舗「来らっせ」も運営しています。
そんな餃子会が3年半前に発売したのが「餃子ポーチ」(税込み500円)です。事務局長の鈴木章弘さんは「餃子のことを身近に感じてもらえるようにという思いと、個人的に欲しかったのがきっかけです」と話します。
ポーチが好評だったので、その半年後にはメッセンジャーバッグ(税込み3800円)を発売。今回、ツイッターで話題になったのはこの商品です。
「宇都宮は『ジャパンカップサイクルロードレース』が毎年開かれるなど、自転車の街でもあります。自転車に乗っても使いやすいよう、メッセンジャーバッグにしたんです」と鈴木さん。
日常使いを考慮して帆布素材を採用。使い込むほどに焼き餃子のような風合いなります。財布などの中身を入れたときに、ふっくらした餃子のようなフォルムになるよう、ひだの数や長さを何度も調整したといいます。
宇都宮市内にある餃子会の直営3店舗だけでなく、ホームページで通販もしています。通販はバッグ単体ではなく、餃子のタレやラー油などとのセット販売。この点については「面白おかしくという狙いもありますが、やっぱり餃子のことを知ってほしいですから。餃子そのものをセットにすると冷凍・冷蔵になってしまうので断念しました」。
そんなバッグがツイッターで話題になったのは9月下旬。画像が投稿されると、「見れば見るほど欲しくなる」「まじでかわいい」と話題となり、現在リツイートは1万3千を超えています。
これをきっかけに通販での注文が殺到。120個ほどあった在庫はすべて完売し、現在は入荷待ちです。10月21~23日にJR大阪駅前で開かれた「宇都宮餃子祭り in OSAKA」でも80個を持って行きましたが完売。中には「ツイッターで大阪でも売ると聞いて買いに来た」と、バッグ目当てで来た人もいたそうです。
反響の大きさに鈴木さんは「発売から3年以上が経って人気になるとは、時代ですね。ネットを使っている若い世代の人たちにも伝わったのがうれしいです」と話しています。
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