話題
銀座の熊本アンテナショップになが~い列! 広がる「買って応援」
阪神大震災級の強い地震に襲われた熊本県。東京・銀座にある県のアンテナショップ「銀座熊本館」には、県ゆかりの名産品を買って支援しようと、多くの人でにぎわっています。
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阪神大震災級の強い地震に襲われた熊本県。東京・銀座にある県のアンテナショップ「銀座熊本館」には、県ゆかりの名産品を買って支援しようと、多くの人でにぎわっています。
阪神大震災級の強い地震に襲われた熊本県。東京・銀座にある県のアンテナショップ「銀座熊本館」は、県ゆかりの名産品を買って支援しようと、多くの人でにぎわっています。
16日の銀座熊本館。午前11時のオープンと同時に、多くの買い物客が店を訪れました。筆者が訪ねた午後4時すぎも、店内は大変なにぎわいぶり。入場規制が行われていて、店の外には60~80人ほどの列が続いていました。県の担当者も「こんな長い列は記憶にないですね…」
大きな紙袋を手に店から出てきたのは都内の会社員女性(30)。熊本の郷土菓子「いきなり団子」など、2千円分を購入しました。「熊本には観光で行ったことがあります。地震のニュースを見ていて、何か自分でもできないかと思いました。思いついたのがこちらでの買い物。本当に大変だと思いますが、少しでも支えになればうれしいです」
ツイッターでも「熊本の物を買って応援しよう!」といったつぶやきがあふれています。
銀座「熊本館」では長蛇の列ができております。イベントが開催されているということではなく、皆さん熊本の地の物を買いに来ているようです。東京で見えた復興支援の一つの形です。 pic.twitter.com/p39EgwewF9
— グリュミオーマニア (@Grumiaux_Vn) 2016年4月16日
相模原市の男性(39)もそうした声を聞いて初めて熊本館にやって来ました。「テレビで見て『ああ、大変』で終わらせたくないと思いました。店内にも募金箱を置いてくれているので、募金のついでに買い物もしようというノリです」
男性が買ったのは蒸したばかりの「いきなり団子」や、同じく熊本の銘菓「朝鮮飴」、デコポン、馬刺しなど約3千円分。男性が店を出たときにも列は途切れず続いていました。「こういう風に買い物に来ようという方がほかにもたくさんいて、本当にいいことだなって思いますね」
熊本館を運営している県東京事務所の担当者は「このような形でご支援いただき、本当に本当にありがとうございます」と話しています。
ただ、地震の影響で配送会社の集配センターの機能が失われたり、地元企業が操業を停止したことなどから、新たな商品の入荷のめどは立っていないようです。「今後、熊本館をどうやって運営していけるか、まだ何も分かっていません」
<銀座熊本館> 東京都中央区銀座5丁目。地下鉄銀座駅徒歩2分。午前11時~午後8時。2階のバーはカフェタイムもある。定休は月曜、祝日の場合は翌平日。03-3572-1147。
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