• 7人の女性隊員も登場
• 女性のお客さんから「一番かっこいい」
• 「多様な任務に応じた様々な服」

　第8回東京ボーイズコレクションに、38人の現役自衛官が登場しました。水上降下服、特別儀仗服、冬礼装－－。なかにはガスマスクをかぶった隊員も。そんななかで、「一番モテる」制服があるそうです。防衛省に話を聞きに行ってきました。

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7人の女性隊員も登場

　今年のボーイズコレクションは、3月17日に東京・赤坂で開かれました。ファッションショーですが、東日本大震災の復興支援も兼ねていて、主催者側から防衛省に、「震災当時に活躍した自衛隊にも参加してほしい」と依頼があったそうです。昨年に続いて2回目の参加。男性隊員だけでなく、7人の女性隊員も登場しました。

　ショーで進行役を務めたのは、1年半前まで自衛隊トップの統合幕僚長だった岩崎茂・防衛大臣政策参与。戦闘機のパイロット出身です。

　その岩崎参与が言っていました。「陸・海・空の制服のなかで、最もモテるのは海上自衛隊です」

海上自衛隊の海士夏冬礼装服 出典： 海上自衛隊提供

女性のお客さんから「一番かっこいい」

　本当にそうなのでしょうか。海上幕僚監部広報室の福並浩範・1尉（35）に聞きました。

　「ニコニコ超会議での制服試着コーナーでも、海が一番人気。イベントで女性のお客さんから『一番かっこいい』って言われたこともあります」

　ちなみに、福並1尉も、志願してボーイズコレクションの舞台に立っています。

　「自衛官としての正しい歩き方や敬礼、節度ある動作など、りりしい姿を今こそPRできる瞬間だと思ったら、やりがいを感じました」

　舞台では、白を基調に、黒や金の階級章がアクセントになる夏礼装でステージを歩きました。

海上自衛隊の夏礼装服 出典： 海上自衛隊提供

「多様な任務に応じた様々な服」

　防衛省広報課の担当者は、「（ボーイズコレクションには）自衛隊との接点が少なくて、服とかが好きな若いお客さんが多い。多様な任務に応じた様々な服を見ていただき、ちょっとでも親近感を抱いてもらえたらいいです」と参加の狙いを話しています。

　ショーの模様は自衛隊の公式フェイスブックでもアップされています。ユーザーからは、「いろんな個性があって楽しめました」「 素敵！みんなカッコいいですね～」などのコメントが寄せられています。

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