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鼻毛で遊ぶスマホサイト、どうしたパナソニック! 森杉さんの感想は
パナソニックが公開した「エチケットカッター」のホームページが話題になっています。
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パナソニックが公開した「エチケットカッター」のホームページが話題になっています。
パナソニックが公開した「エチケットカッター」のホームページが話題になっています。鼻毛処理の必要性や独自技術などを、開発担当者が大まじめに紹介しているのですが、スマホで見ると鼻毛がビヨーンと伸びたり、スマホのセンサーに応じて鼻毛が左右に揺れたりと、大手企業らしからぬ突き抜けた仕組みを採用しています。商品イメージを損ねる心配はなかったのでしょうか? また、登場する開発者の森杉さんは実在するのでしょうか? 広報担当者に聞きました。
パナソニックが先週公開した「エチケットカッター開発秘話」。鼻毛はなぜ生えているのかといった点や、鼻の奥から生えている毛もしっかりカットする仕組みなどを、技術開発チームの主任技師・森杉和弘さんが解説しています。
パソコンで見ると、真面目な開発秘話として読むことができますが、スマホで見ると突然、鼻毛が画面下まで伸び、鼻毛を引っ張ったり、スマホを傾けて左右に揺らしたり、といった遊びが仕掛けられています。
大手企業らしからぬ突き抜けたサイトに対し、ネット上では面白いと評価する声だけでなく、「全然本文に集中できない」「これはどうなのか」といった声も上がっています。
どんな狙いでこのスマホサイトを製作したのか? そもそも森杉さんは実在するのか? パナソニックの広報担当者に聞きました。
――森杉さんは実在するんですか
「はい実在します。当社の開発担当者で、名前も本名です」
――鼻毛が伸びる仕掛けにした理由を教えて下さい
「スマホで直感的に操作してもらうことで、コンテンツの拡散を狙いたかったからです」
――なぜスマホだけで、PC版は対応しなかったのでしょうか
「スマホはPCと違い、アナログに近い独自の操作性を最大限に生かせ、指や手の操作で直感的に楽しめ、また更にその楽しみをすぐシェアしてもらえると考えたからです」
――技術的に工夫した点は
「サイトのなかで『鼻毛が記事に絡まったのをちぎる』『鼻毛の出るタイミングの調整』『タッチしたときの鼻毛の反応』など、色々とアクションを起こしてもらう際に、ユーザーがストレスを感じないように技術的に工夫し、最後のアクションまでサクサクたどり着くよう配慮しました」
「また表現上では、『開発者の話している内容は大真面目なのに、鼻毛が飛び出てふざけている』というイメージギャップを、いかに『突き抜けた面白さで、シェアしたくなる内容にするか』というさじ加減に苦労しました」
――商品イメージを損ねる心配はなかったのでしょうか
「社内でもイメージを損ねないよう、何度も議論を重ね、スマホ時代のコミュニケーションとして新しい手法にチャレンジしました」
――反響は
「ツイッターの口コミを見る限りでは、好評をいただいていると感じております。同時に、やはり『下品だ!』などの声もあります。これらの貴重なご意見は今後の参考にさせて頂きます」
――森杉さんの感想は?
「本人は『エチケットカッターの魅力がより多くの人に伝わるのであれば、と少し恥ずかしかったのですが、開発者本人として顔出し登場しました』と話しています。この企画に理解と興味を示し、積極的に協力してくれました」
――企画を通して伝えたかったことや、今後の展開について教えて下さい
「『鼻毛が出ていると、どんな大事な話でも台無しになってしまう』という、身だしなみのエチケットが相手に与える影響を新社会人に伝えたいと考えました。また、エチケットカッターという素敵な製品がパナソニックにあるということ、そして新しい手法でコミュニケーションすることで、スマホ世代の人たちにパナソニックファンになってほしい、ということです。今回のプロモーションで得られた知見を今後の活動に生かしていきたいと考えています」
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エチケットカッターのホームページへのリンクは、下のフォトギャラリーの最後にあります。鼻毛が伸びる仕掛けはスマホで見た場合のみなので、ご注意ください。
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