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SMAP「解散」報道で注目のスーパー玉出 会社の反応は?

 ジャニーズ事務所が協議・交渉している事実を認めたSMAPの「解散」報道。口火を切った日刊スポーツの紙面が別の点から注目を浴びています。理由が、「SMAP解散」と書かれた見出しのそばに掲載された「スーパー玉出」の広告。一躍全国的な知名度となりましたが、同社は「特に話題には……」と取材に答えました。

「SMAP解散」と書かれた見出しのそばに掲載されたスーパー玉出の広告
「SMAP解散」と書かれた見出しのそばに掲載されたスーパー玉出の広告

目次

日刊スポーツに広告、ツイッターで話題

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 ジャニーズ事務所が協議・交渉している事実を認めたSMAPの「解散」報道。その口火を切った日刊スポーツの紙面が別の点から注目を浴びています。その理由が、「SMAP解散」と書かれた見出しのそばに掲載された「スーパー玉出」(本社・大阪市)の広告。紙面がツイッター上にアップされると、「スーパー玉出にしか目がいかない」などと広告を話題にするツイートが続出。大阪府を中心に約50店舗を展開するスーパーが、一躍全国的な知名度となりましたが、同社は「特に話題には……」と取材に答えました。



大阪・名古屋の紙面では毎日掲載

 日刊スポーツによると、スーパー玉出の広告が掲載されたのは大阪・名古屋本社発行の紙面です。日刊スポーツと玉出によると、1面広告は「かなり前から」毎日掲載しているということです。

SMAP「解散」報道前日の1月12日(上)も日刊スポーツ(大阪本社発行)に掲載されていたスーパー玉出の広告
SMAP「解散」報道前日の1月12日(上)も日刊スポーツ(大阪本社発行)に掲載されていたスーパー玉出の広告

HPで「日本一の安売王」 ラスベガスがヒントに

 スーパー玉出は、大阪府を中心に約50店舗のスーパーを展開。同社ホームページには「日本一の安売王」とあり、外から目を引く黄色い大看板と「1円セール」(千円以上購入などの条件があります)などの安売りで知られています。1号店は1978年、大阪市西成区にオープン。ネオンサインも飾り付けられた派手な店構えは、カジノの本場・米ラスベガスからヒントを得たということです。

 派手な外観同様、イメージカラーの黄色に赤い文字と目立つ広告から、「解散」報道を伝える紙面がツイッター上に流れると「smap解散よりも隣のスーパー玉出がじわじわくる」「一番目立ったのはスーパー玉出」などと広告に関心を寄せる人が続出しました。

派手な看板がトレードマークの「スーパー玉出」=大阪市西成区、2009年撮影
派手な看板がトレードマークの「スーパー玉出」=大阪市西成区、2009年撮影 出典: 朝日新聞
 派手な店構えは、カジノの本場・米ラスベガスからヒントを得たという。
 大阪市西成区の1号店は78年にオープン。露店で野菜など食料品を売っていた前田託次社長が、倒産したスーパーを譲り受けた。元はパチンコ店だった建物で、真っ黄色な大看板が目を引く作り。とはいえ、当時はネオンなどはなかった。
 ネオンだらけの内外装は、82年に3号店としてオープンした大池店(大阪市生野区)から。前田社長が友人の旅行添乗員から「ラスベガスは、夜でも活気があり昼より華やか」と聞かされ、24時間営業の活気を伝えるために飾り立てた。「スーパー界のラスベガスを目指した」(前田社長)
 大池店は1、2号店の倍の1日3千~5千人が訪れるように。その外観は今や、大阪人をひきつける激安の象徴だ。ネオンが気になる住民には、遮光性のあるカーテンを贈るなどしているという。
 来年は京都や阪神間などに進出する計画もある。だが、独特の店構えが大阪以外で受け入れられるかどうかは未知数。前田社長は「まずは近畿圏に絞って出店を拡大させる」という。
2009年7月9日:目がくらむ?安さとネオン 大阪の「スーパー玉出」、仕入れ妥協なし:朝日新聞紙面から

スーパー玉出「電話もなく、反響の大きさ分からず」

 ネット上での反響について、スーパー玉出の担当者は「社内では話題になっていないので分かりません」。同社には60~70人の社員がいますが、朝の報道後、夕方まで広告が話題になることも特になかったということです。同社はホームページを開設していますが、「電話もかかってきていないので、反響の大きさは分かりません」と話し、「社内は普通の日常です。お答えできることがなくてすいません」と語りました。

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