MENU CLOSE

ネットの話題

息子3人東大 佐藤ママの次男が秀逸コメント「子供自慢行き過ぎた」

息子3人が東大医学部に通う佐藤亮子さん。「恋愛は受験に無駄」という発言が注目される中、次男のコメントが「秀逸過ぎる」と話題になっています。

「恋愛は受験に無駄」発言が話題の佐藤亮子さん=朝日新聞出版・堀内慶太郎撮影
「恋愛は受験に無駄」発言が話題の佐藤亮子さん=朝日新聞出版・堀内慶太郎撮影

目次

「恋愛は受験に無駄」発言に賛否

【PR】手話ってすごい!小学生のころの原体験から大学生で手話通訳士に合格

 息子3人全員が東京大学理科III類(医学部)に通う専業主婦の佐藤亮子さん。8月にあった著書「受験は母親が9割」(朝日新聞出版)の出版講演会で語った「恋愛は受験に無駄」という発言が、テレビやネット上で賛否を巻き起こしています。そんな中、9月中旬に佐藤さんの次男がフェイスブック(FB)に投稿したコメントが、「好青年ぷりすごい」「じわじわくるw」などと話題に。母親の佐藤さんも喜ぶ一方、次男の投稿への「ツッコミ」も忘れていませんでした。

佐藤さん(左)が「恋愛は受験に無駄」と語った精神科医・和田秀樹さんとの講演会=朝日新聞出版・堀内慶太郎撮影
佐藤さん(左)が「恋愛は受験に無駄」と語った精神科医・和田秀樹さんとの講演会=朝日新聞出版・堀内慶太郎撮影

次男がFBに「母の発言は一主婦のもの」

 FBに投稿したのは佐藤さんの次男理亮(みちあき)さん(22)。東大医学部の5年生です。

 「多くの人に心配していただいてるので投稿致しますが」で始まる文章は、「母は子供が好きでたまらないという人です。つまるところ子供自慢が行き過ぎてしまったようです」「世間からはもちろん色々と言われておりますが、僕個人は今まで面倒を見てくれた母には感謝こそあれ、特に反感などはありません」と感謝の思いが綴られる一方、「母の発言はなんの資格も、社会的責任もない一個人の主婦のもの」「自慢は行き過ぎると嫌味になりかねません。」と冷静な見方もしています。

 多くの人に心配していただいてるので投稿致しますが、母の発言はなんの資格も、社会的責任もない一個人の主婦のものですので、どうか皆さま暖かい目で見てやってください。

 世間からはもちろん色々と言われておりますが、僕個人は今まで面倒を見てくれた母には感謝こそあれ、特に反感などはありません。

 今までも何度も、僕ら子供からの意見が聞きたいとテレビや雑誌から取材の依頼が来ましたが、まだまだ自分たちは未熟者であり、ただ受験を受かっていると言うだけで、そのようなものに出るわけにはいかないと断って参りました。

 受験に受かるための努力は勿論致しましたが、それだけであり、自分たちはまだ何も成し遂げておりません。これから先もっと精進して、自分の功績を打ち立てた時こそ、また注目していただけるよう努力していきたいと思います。

 客観的に見て、子供三人が灘から東大の医学部に進むのはすごいことだと思います。そしてそのために母が色々と骨を折ってくれたことは疑いようがありません。母の発言すべてが正しいわけでも、すべてが事実通りなわけでも勿論ございませんが、一部いらっしゃる、母の子育てに興味のあるお母様方へ、母の本や言葉が役立ちますことを祈っております。

 母は子供が好きでたまらないという人です。つまるところ子供自慢が行き過ぎてしまったようです。
 子供自慢は親なら誰しも当たり前でしょうが、自慢は行き過ぎると嫌味になりかねません。
 今回の発言で不快な思いをされた方には大変申し訳なく思います。

 母自身はネットやSNSなどには疎く、今回の発言が話題になっていることも知らなかったそうです。
 どうか母子共々今後ともご指導ご鞭撻のほどをよろしくお願い致します。
 話題になったお陰様で本の売り上げは好調だそうです(^-^)/
 ぜひご購読お願いいたします。(←宣伝)
佐藤理亮さんのフェイスブック

ツイッターで拡散、再び話題に

 この投稿がツイッター上で拡散されると「ドライな感覚と家族愛が両立してる」「息子さんめっちゃまともっていうかむしろ人格者だったーー!!!!!」といった感想や「頭がいい子なのは間違いないですが、ちょっと仕込まれた感もしますね…」という反応も。再びネット上で話題が集まっています。




東大ママ「子どもたちが理解、うれしい」

 佐藤さんが次男の思いを知ったのは投稿から10日ほど経ってから。高校2年生の娘から「プレゼント」とLINEで画像が送られきたそうです。

 「私が書かせたという話もあるそうですが、そんなことはないんですよ。息子も『心外やな』と言ってます」と佐藤さん。「恋愛は無駄」発言以降、連休に東京から佐藤さんの住む奈良に帰省するなど、子どもたちの気遣いを感じていただけに「私は周囲からどう思われようと、子どもたちと主人さえ理解してくれればいいので、こうして文章にしてくれたのはうれしかった」と話します。

 しかし、投稿で「温かい目」を「暖かい目」と表記しているのに気づき「こんな漢字の間違いをして」とツッコミを入れるのも忘れていませんでした。

関連記事

PICKUP PR

PR記事

新着記事

CLOSE

Q 取材リクエストする

取材にご協力頂ける場合はメールアドレスをご記入ください
編集部からご連絡させていただくことがございます