話題
前代未聞!ローカル線プロレス 走る列車内で男女混合バトルロイヤル
走る列車がプロレス会場に――。山形県のローカル鉄道「フラワー長井線」が7月4日、観客とプロレスラーを乗せた臨時列車を走らせます。「車両を壊さない」を最低限のルールに前代未聞のバトルロイヤルが繰り広げられます。
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走る列車がプロレス会場に――。山形県のローカル鉄道「フラワー長井線」が7月4日、観客とプロレスラーを乗せた臨時列車を走らせます。「車両を壊さない」を最低限のルールに前代未聞のバトルロイヤルが繰り広げられます。
走る列車がプロレス会場に――。山形県のローカル鉄道「フラワー長井線」が7月4日、観客とプロレスラーを乗せた臨時列車を走らせます。「車両を壊さない」を最低限のルールに前代未聞のバトルロイヤルが繰り広げられます。
企画したのは、「長井市地域おこし協力隊」として長井商工会議所で働く渋谷達郎さんら有志。地元のにぎわいにつなげたいと、第三セクター鉄道であるフラワー長井線(山形鉄道)に提案したそうです。
公共交通としてはあまりにユニークな企画のため、国交省にも可否を確認し、地元のお祭り「長井おどり大パレード」の開催日に「ローカル線プロレス」として実現にこぎつけました。
どうせやるなら東北ゆかりの団体に、と東北地方を拠点に活動する「みちのくプロレス」(ザ・グレート・サスケ社長)に白羽の矢が立ちました。
しかし、みちプロにはリング外での試合経験がありません。
そこで、過去にキャンプ場や書店、商店街、工場など屋外で観客を巻き込みながら試合をする興行の経験がある団体「DDT」社長の高木三四郎選手を招き、ノウハウの提供を受けながらバトルロイヤル形式で複数選手が参加することに決まりました。
DDT側も、「以前から山手線でやりたいという目標があったが、フラワー長井線なら実現できそう」と快諾したそうです。
参戦するのはサスケ選手や高木選手、みちプロの気仙沼二郎選手などのほか、地元出身の女子プロレスラー・井上京子選手など8人前後。最後までフォールやギブアップを奪われなかった一人が勝者となる、男女混合のバトルロイヤルです。
臨時列車は、7月4日午前11時50分に観客とリングアナを乗せて赤湯駅(南陽市)を出発。リングアナによる前説が終わる頃に隣の南陽市役所駅から選手が乗り込み、試合が始まります。
終着駅の長井駅(長井市)に着くまでの約25分が試合時間。「車両や備品を壊さない」「乗客にけがをさせない」「列車を止めない」さえ守れば何でもありのルールです。「凶器」になる小道具を仕込んでくる選手もいるようです。
観客は50人限定。乗車券を兼ねるチケットは6月上旬には発売されるとのことです。