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フリーズドライ、お湯を使わない裏レシピ メーカーの「中の人」直伝
お湯をかければすぐに食べられるフリーズドライ。あえてお湯を使わず食べてしまう、裏レシピがありました。
お湯をかければすぐに食べられるフリーズドライ(FD)。味噌汁やスープだけでなく、最近では1人用の鍋まで登場しています。そんなフリーズドライですが、メーカーの「中の人」が密かに実践している、お湯を使わない裏レシピがありました。
料理をそのまま乾燥させるフリーズドライは、栄養素を残したまま長期保存できるのが特徴です。味噌汁をはじめ、炊き込みご飯、皿うどんなど、乾燥機に入るものならほとんどの料理をフリーズドライにすることができます。
業界大手のアマノフーズの開発担当者は、1日20種類以上を食べ比べて、日々、新しいメニューを考えています。そんな日本で一番、フリーズドライを食べている人たちが、こっそり試しているフリーズドライの裏レシピをご紹介します。
雑炊系のフリーズドライは、そのまま食べると、おせんべいのような感覚で楽しめるそうです。かに雑炊や、しらす雑炊などは、そのまま「かにせんべい」「しらすせんべい」として、味わうことができます。
スープのフリーズドライは、お湯ではなく牛乳で戻すと、ちがったレシピに早変わりします。お湯に比べると、まろやかさとコクが加わり、食べ応えがアップします。
シチューのフリーズドライは、お湯でもどしたあとご飯にかけて、さらにチーズをのせてオーブンで焼きます。すると、本格的なドリアに生まれ変わります。
カレーのフリーズドライを、炊飯器に入れてしまうという荒業もあります。炊きあがったごはんはカレーピラフに。注意したいのは、香りがかなり強いこと。しっかり洗わないと、次に炊くごはんがカレーっぽくなります。