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LINEスタンプ、芸能人が競って創作「意外な顔」 浅野忠信も登場
LINEスタンプに、芸能人のラインナップが増えています。画伯の田辺誠一さんに続き、浅野忠信さんも。本業の芸能活動とは違った面を、さりげなくアピールしています。
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LINEスタンプに、芸能人のラインナップが増えています。画伯の田辺誠一さんに続き、浅野忠信さんも。本業の芸能活動とは違った面を、さりげなくアピールしています。
LINEスタンプに、芸能人のラインナップが増えています。画伯と呼ばれる田辺誠一さんに続き、3月24日には浅野忠信さんも登場しました。ヘタウマな絵で知られる田辺さんを筆頭に、個性的なデザインが注目を集める芸能人のLINEスタンプ。本業とギャップのある「意外な顔」の、さりげないアピールになっているようです。
浅野忠信さんの「日常」は、全部モノクロ、手書きの線が特徴の素朴な絵柄です。文字はありません。掃除をしたり、おふろ上がりに髪を乾かしたり、昼寝をしたり。まさに「日常」の一コマが切り取られています。
メールなどでは伝えにくい感情を形にできるスタンプですが、ついに文字までなくなってしまいました。さりげなさにも余韻を感じる線画は、家族でも、友人でも、恋人でも、間柄によって色んな意味合いを持たせられそうです。個性的な役柄の多い浅野さんならではの世界観と言えそうです。
芸能人のスタンプといえば、田辺誠一さんです。「かっこいい犬」は、元々、ツイッターで発表されていました。ゆるい、犬のキャラクターと、田辺さんの普段の演技とのギャップから評判となり、ついには「画伯」と呼ばれるまでになりました。
満を持して、昨年11月にスタンプ化。すると、一気に人気ランキング1位に躍り出ました。
凝った絵柄で勝負するのは、さかなクンさんです。自身の顔をアニメ風にレタッチし、おなじみの「ギョギョギョ」の言葉を配置。使い勝手のいいスタンプに仕上げています。完成度の高いデザインは、さかなクンさんの誰にも真似でない「芸風」を、そのままスタンプにしているかのようです。
「それは…イクラなんでも」「お久し鰤(ぶり)です」といった、ダジャレも織り交ぜていて、気軽な雰囲気で活用できそうです。
元AKB48の光宗薫さんは、オリジナルキャラクター「はげたん」をスタンプにしました。AKB時代は研究生という立場ながら、多くのファンを得ていた光宗さん。卒業後は、モデルとして活動しています。
「はげたん」からは、単なるかわいさだけではなく、ほんのりと哀愁もただよってきます。アイドルからモデルに転身した光宗さんの、アーティストとしての方向性を感じさせます。
芸能人のスタンプでは、他にも松崎しげるさん、aikoさん、益若つばささんらが、作品を発表。それぞれ、元々のキャラをパワーアップさせたもの、ちょっと意外性のあるもの、などなど個性を競っています。
ユーザーがスタンプを販売できるLINEクリエイターズマーケットは、昨年5月にスタートしました。昨年11月に発表された資料では、販売総額は35.9億円に達し巨大な規模に成長しています。特に、上位10人の平均販売額は3680万円と、予想を超える金額だったことから話題になりました。
浅野さんは、田辺さんがLINEスタンプを発表したのを受け、ツイッターで「俺もLINEスタンプ作りたいな」と発言。言葉通り、今回の作品発表に至りました。芸能人の場合は、浅野さんのように、元からイラストなどを描いている人が、他の芸能人がLINEスタンプを始めたのを知って、参加する例が少なくないそうです。
俺もLINEスタンプ作りたいな
— 浅野忠信 ASANO TADANOBU (@asano_tadanobu) 2014, 9月 24