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お金と仕事

就活の悩み、学生同士でぶっちゃける 合同“相談”会「就活Bar」

就活の素朴な悩みを就活生同士でぶっちゃけながら、それを企業の人事担当者にぶつけてしまう。そんなイベント「就活Bar」が人気です。

就活生同士が悩みをぶっちゃけ合う「就活Bar」
就活生同士が悩みをぶっちゃけ合う「就活Bar」

目次

 「女子の顔採用って本当?」「解禁日の3月1日夜って何してた?」就活の素朴な悩みを就活生同士でぶっちゃけながら、それを企業の人事担当者にぶつけてしまう。そんなイベント「就活Bar」が人気です。毎回700人の学生が参加、30社の企業が協力しています。

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3月スタートの影響は? ここが変わった、就職活動のスケジュール
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インターン生が企画

 企画したのはIT企業の「Fogg(フォッグ)」でインターンをしている学生たちです。合同説明会の会場にブースを出して、説明会に来た学生に声をかけて参加してもらいます。

 「就活生の本音」「女性の働き方」「Uターン就職」など、あらかじめ設定した5つのテーマのテーブルに振り分け、そこで就活生同士でぶっちゃけトークをします。

 トークの中から出てきた疑問を、今度は隣のテーブルにいる企業の人事担当者にぶつけます。「就活Bar」という名前の通り、大きなバーカウンターを設置して、説明会の会場の中ではちょっと毛色の違う、気軽に立ち寄れる雰囲気にしているのも特徴です。

会場では飲み物が提供される「就活Bar」
会場では飲み物が提供される「就活Bar」

SNSでは話せない悩み

 昨年9月、「新しい就活イベントをしよう」というテーマで活動開始。10月に企業のインターンシップ説明会の会場でプレイベントをしたところ、予想以上の600人の学生が集まりました。

 運営メンバーの中央大学3年の中里有沙さんは「SNSは色んな人に知られてしまう可能性があるので、気軽な話はできなくて。同じ立場の就活生が直接、会って、ざっくばらんな話をする機会って実はあまりなかったんです」と話します。

 協力している企業にとっても、メリットはあるようです。説明会では一方的に自社の説明をするだけで、学生とじっくり話し合う時間はとれません。「就活Bar」なら、相談に答える中で自社の説明をすることができ、学生と本音の交流をすることができるそうです。

運営メンバーの中央大学3年の中里有沙さん(左)と、学習院大3年の藤花愛理さん
運営メンバーの中央大学3年の中里有沙さん(左)と、学習院大3年の藤花愛理さん

答えでなくてもいい 不安軽くなる

 相談される悩みは、すぐに答えが出なかったり、直接、採用に結びつかないものもありますが、それでも就活生同士で悩みを打ち明けることで、不安が軽くなる効果があるようです。

 運営メンバーの学習院大3年の藤花愛理さんは「最初はわかないことだらけで、不安になる人が少なくない。『今、何やっているの?』と聞けるだけで、安心できます」。

「就活Bar」で悩みを話し合う学生
「就活Bar」で悩みを話し合う学生

顔採用・説明会の出席率・自由な服装

 「就活Bar」で出た素朴な質問をご紹介します。

Q 女子の顔採用ってやっぱりあるの?
A どの人事担当者に聞いても「ない」という答え。でも、そういう疑問を口にして、みんな愚痴を言い合うだけで、すっきりする効果も。

Q 自由な服装でいいと言われたけど、本当なの?
A どうやら多くの場合、本当みたいです。でも、逆に「この服装はOKなのかな?」と悩む時間がもったいないと思うなら、スーツで通しちゃっても、全然、あり。

Q 解禁日の3月1日午前0時って何してた?
A 就活ナビサイトは、アクセス集中でつながらなくなって焦った。セミナーの予約がどんどん埋まっちゃう会社もあったけど、志望先によっては、そうでもないところも。追加募集もけっこうあるみたい。

 「就活Bar」は次回、3月23日で最終回となります。東京ビッグサイトでのイベントは、現在、参加予約を受付中です。

関連リンク:「就活Bar」の公式サイト
関連リンク:「就活Bar」を運営する「iam就活生」の公式サイト
就活生が就活生の相談にのる「就活Bar」
就活生が就活生の相談にのる「就活Bar」

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