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ジョジョのフェイスパック登場 若手社長の熱意、断られても諦めず
人気アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」のフェイスパックが、1月30日に発売されます。ジョジョ好きの39歳社長の熱意が通じて世に出ることになりました。
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人気アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」のフェイスパックが、1月30日に発売されます。ジョジョ好きの39歳社長の熱意が通じて世に出ることになりました。
人気アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」のフェイスパックが、1月30日に発売されます。第3部の主人公・空条承太郎のスタンド「スタープラチナ」と、かぶると吸血鬼になってしまう「石仮面」の2種類です。この商品、ジョジョ好きの39歳社長の熱意が通じて世に出ることになりました。
マスクシートの美容液には、ヒアルロン酸やコラーゲンなどの美容成分と、集中力を高めるといわれているローズマリーを配合。スタープラチナの圧倒的なパワーと、石仮面が与える永遠の若さをイメージしたそうです。着用するだけで、ジョジョのキャラクターになりきることができます。スタープラチナと石仮面の2種類が入って税込み900円。全国の東急ハンズなどで発売を予定しています。
「ジョジョの奇妙な冒険」の作者は荒木飛呂彦さん。1987年に週刊少年ジャンプでマンガの連載が始まり、ジョースター家の血縁と因縁を描きながら、時代や舞台を様々に移しつつ現在連載中の第8部まで続く人気作品です。四半世紀を超えて続く連載のテーマは「人間讃歌」。荒木さんは登場人物が使う超能力「スタンド」について、こう説明しています。
荒木さん自身も、変わらぬ容姿と感性から、ファンに「スタンド使い」と呼ばれているそうです。2011年8月には、ファッション誌「SPUR」にグッチ設立90周年と自らの執筆30周年を記念した「岸辺露伴 グッチへ行く」を執筆。2013年6月には、イタリア・フィレンツェで個展を開催しました。
マスクシートを発売したのは、東京都千代田区でお菓子の販売などを手がける「一心堂本舗」です。
「日本を代表する顔を世界に紹介する」とのコンセプトで、「劇団四季キャッツフェイスパック」などを発売してきました。話題になった「歌舞伎フェイスパック」は市川染五郎さんが監修するなど、こだわりの商品です。
今回なぜ、ジョジョだったのか? 日本が世界に誇る数あるアニメーションの中でも、有名ブランドとコラボするなど海外でも人気が高いこともありますが、実は他にも理由があります。一心堂本舗の社長・戸村憲人(39)さんが大のジョジョ好きなのです
「もちろんマンガは全巻そろってます。中学の美術の時間につくった貼り絵もジョジョでした」と語る戸村さん。
歌舞伎フェイスパックを発売した直後、戸村さんはジョジョの商品をつくるべく集英社に依頼しましたが断られました。それでもあきらめず、時間をかけて頼んだところ、商品化の許可がおりたそうです。
「今回は自分が欲しいと思う商品を、気合いを入れてつくりました。ファンはジョジョ愛の強い方が多いので、受け入れていただけるか心配ですが、楽しんでいただきたいと思います」