IT・科学
LINEスタンプ、プロ漫画家も続々 腕前だけじゃないヒットの条件
プロの漫画家も続々、参入しているLINEスタンプ。12月には、しりあがり寿さんが、ハイテンションのスタンプを発売しました。プロの漫画家でLINEでもヒット作を飛ばしているスタンプは? 人気の秘密とは?
IT・科学
プロの漫画家も続々、参入しているLINEスタンプ。12月には、しりあがり寿さんが、ハイテンションのスタンプを発売しました。プロの漫画家でLINEでもヒット作を飛ばしているスタンプは? 人気の秘密とは?
プロの漫画家も続々、参入しているLINEスタンプ。12月には、しりあがり寿さんが、お正月に合わせてハイテンションのスタンプを発売しました。絵の完成度が高いのは当たり前のプロの漫画家ですが、腕前だけでは、なかなかヒットしないのがLINEのスタンプです。LINEでも人気のプロ漫画家のスタンプは? ヒットの条件とは?
12月に登場した、しりあがり寿さんのスタンプはとにかくハイテンションです。お正月を意識して、おめでたい文言が並んでいます。中でもインパクのあるのが「ゲイ春」と大書されたスタンプ。弥次さん喜多さんがゲイという設定の漫画「真夜中の弥次さん喜多さん」が頭に浮かぶファンも多かったと思います。
LINEスタンプでも人気のあるプロの漫画家は誰か。LINEによると、まずりんさんの「独身OLの全て」や、田中光さんの「サラリーマン山崎シゲル」の売れ行きがいいそうです。
「独身OLの全て」は、無表情のキャラが独身OLのリアルな暮らしを、ちょっと毒のある表現でスタンプにしています。
「サラリーマン山崎シゲル」は、サラリーマン山崎と上司との、ほのぼのとしたやり取りが絶妙なコメントともにスタンプ化されています。
まずりんさんと田中光さんに共通しているのは、ネットでの知名度が高いことです。ツイッターでの発信はもちろん、連載している雑誌だけでなくネットメディアにもたびたび登場しています。その結果、2人ともプロの漫画家であり単行本も出していますが、それ以上に、ネット上の様々なキュレーションサイトなどで作品が拡散しています。
絵柄にも似ている要素があります。ツイッターに1枚だけ投稿しても意味が通じる、シンプルな絵柄とセリフが特徴です。SNSで拡散するには、元からある知名度だけでなく、スマホなどで気軽に共有してもらいやすいコツがあるようです。
毎年、おめでとうメールの注意喚起が風物詩になっていますが、しりあがり寿さんのスタンプのような、キャラの濃いスタンプを送って個性的な年明けを演出するのも悪くないかも。