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お金と仕事

1192296さんからの取材リクエスト

本の要約サービスというのが人気を集めつつあるようです。これってそもそも著作権的にアリ?



【取材リクエストに回答】本の要約サービスって合法なの?

「本の要約サイトは合法なの?」。取材リクエストにお答えします。

「1冊10分で読める」を掲げる要約サイト
「1冊10分で読める」を掲げる要約サイト 出典: flier(フライヤー)
寄せられた取材リクエスト
寄せられた取材リクエスト 出典:withnews
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取材リクエスト内容

本の要約サービスというのが人気を集めつつあるようです。これってそもそも著作権的にアリなんでしょうか。誰も本買わなくなると思うんですが……。下記はそのサービスの紹介記事です。
http://www.danshihack.com/2014/07/16/junp/webservice-flier.html 1192296

記者がお答えします!

 はい、リクエストにお答えして取材しました。
結論から言うと、ご指摘の「flier(フライヤー)」というサイトは著作権法上、問題ありません。というのは、著作権者の許諾をもらっているからです。

 このサイトを運営する株式会社フライヤーの苅田明史取締役によると、 「弊社で要約させて頂いている本は100%、出版社や作家本人に連絡して許可を得ています」とのことでした。

たくさんの本が要約されますが、すべて著作権者の許諾済み
たくさんの本が要約されますが、すべて著作権者の許諾済み 出典:flier(フライヤー)

 例えば、2013年11月に発売され、話題を呼んだ堀江貴文さんことホリエモンの「ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく」という本。
全部で240ページありますが、これも本人の許諾を得て要約しています。
 
 どの本も5、6ページに要約してポイントを伝えながらも、「続きが読みたい」「もっと詳しく知りたい」と思わせるような文章になっています。本が気になった人はアマゾンなどの書籍サイトで注文できるようになっています。「要約を読んだ後に、実際の購入につながることも多い」そうです。
 宣伝になるとあって、出版社や作家側も要約を許可しています。

 フライヤーは2013年10月にサービスを始め、現在の会員数は約2万2千人。ここ3カ月で倍増したそうです。

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