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「思わず泣いちゃった」 バド金メダルペアの絆を描くSK-Ⅱ動画公開

PR by SK-Ⅱ

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8月19日、化粧品ブランドSK-Ⅱが公開したオリジナル動画『VS MACHINES(ヴァーサス・マシーンズ)』に、多くの人から感動の声が上がりました。これは、リオデジャネイロ五輪(2016年)のバドミントン女子ダブルスで金メダルを獲得した髙橋礼華さんの現役引退を受け、公開されたもの。
 
この日、13年もの長い間ペアを組んだ松友美佐紀さんと共に、引退会見に臨んだ髙橋さん。二人の競技生活を基に描かれた動画は、「つい最後まで観てしまった」「感動して、気づいたら泣いていた」などと、多くの反響を呼びました。
 
競技生活には大変なこともあったと振り返る二人。「タカマツペア」の愛称で親しまれてきた髙橋さんと松友さんに逆境を乗り越える原動力について聞くと、二人の強い心の絆が浮かび上がりました。
(ライター・木村衣里)
 

人生の半分を共に過ごしたタカマツペア

1学年差の二人は、髙橋さんが小学4年生、松友さんが3年生のときに出会いました。同じ大会に出場して以来、手紙のやりとりをしながら親交を深め、高校で初めてペアを組むことに。以来、二人は13年間一度もペアを解消することなく、同じ目標に向かって走り続けてきました。
 
ペア結成のきっかけを「監督が『余りもの同士』を組ませた」と話す髙橋さん。「余りものが、まさかオリンピックでこんなにいい成績を残せると思っていなかったので、今では感謝しかない」と、振り返ります。
 
13年というのは、小学校に入学した子どもが高校を卒業し、社会に出ていくほどの時間。現在30歳の髙橋さんにとって、人生のほとんどを松友さんと支え合いながらバドミントンに向き合ってきたことに。
 
髙橋さんはペアについて「信頼関係を築くには、コミュニケーションを取って相手をよく知り、自分も理解してもらうこと」が大切だと話します。二人は小さい頃の手紙のやりとり以降も、お互いを思いやり、理解を深めてきたのです。

逆境に打ち勝つ原動力は「心の絆」

髙橋さんと松友さんは2016年のリオ五輪で日本バドミントン界初の金メダルを掴み、「タカマツペア」として世間の注目を集めました。5連続ポイントからの大逆転勝利、最後まで諦めない二人の姿は日本中に熱狂と感動の渦を巻き起こしたのです。
 
「タカマツペアにとって一番の逆境は?」という質問に、高橋さんはやはり「リオ大会決勝戦、第3セット16対19のとき」と回答します。13年間の中でも屈指の正念場となった試合で、いかに逆境を跳ね返したのでしょうか。その理由を「諦めずに二人で同じ目標を目指し続けられたことが大きな力になった」とする二人。
 
今回公開された動画「VS MACHINES」でも、そんな 「心の絆」が逆境を乗り越える強さに変わる様子が描かれます。完璧を目指して競い合い、機械となってしまった人間が、「マシン(機械)」に評価されるというSF的な世界観。タカマツペアの二人は作中で、機械的な考え方をプログラミングされ、完璧さを追求するあまり冷徹で感情に左右されないマシンのような状態になってしまうのです。
 
しかし、お互いが過ごしてきた時間の中で紡いだ「心の絆」は強く、人間らしさを取り戻した二人はマシンから解放される、そんなストーリーが観る人の心を揺さぶったのでした。
公開された動画について、髙橋さんは「私たちはバドミントンをきっかけに出会いました。ここまでやってこられたのは、“タカマツペア”だったからこそだと思っています。私たちのこれまでの軌跡と絆が描かれた『VS MACHINES』には、とても感動しました。私たちのこれまでの経験が表現されていると思います」とコメント。
 
また、ペア解消後も現役を続行する松友さんは、このように熱い感想を述べてくれました。
 
「『VS MACHINES』には私たちの軌跡と絆が描かれていて、色んな思いが込み上がってきました。先輩がいたからこそ、ここまで来ることができたし、先輩がいたからこそ、ここまで努力し続けられたと思います。見たことのない景色も、味わったことのない苦労も感動も、先輩と一緒だったからこそ、経験できたと思います。『二人ならできる』、この想いと心の絆があったからこそ、今の自分たちがいるんだと思います」
 

アスリートたちが声をあげた「#NOCOMPETITION」

「運命を、変えよう。~#changedestiny~」をブランドテーマに掲げ、「運命は決められたものではなく、自らの選択によって切り拓けるもの」というメッセージと共に、これまでも世の女性たちをエンパワメントし続けてきたSK-Ⅱ。先日、現役復帰を果たした競泳・池江璃花子選手の闘病後初となる「ありのままの姿」公開もサポートしました。

2020年からは東京五輪にあわせ、アスリートたちと共にSK-Ⅱの「#NOCOMPETITION 美は #競争ではない」キャンペーンを展開しています。

競技以外でも「完璧」を求められがちなアスリートが、見た目の美しさで評価されてしまう現状にNOを表明し、「美しさ」のあり方そのものを考える機会となる、この取り組み。タカマツペアのほか、体操のシモーン・バイルス選手、卓球の石川佳純選手、バレーボール女子日本代表「火の鳥 NIPPON」の選手など6組の女性アスリートがこの活動に賛同し、SNSなどを通じて問題提起を行なってきました。
 
今回公開された「VS MACHINES」も、このキャンペーンの一環で制作されたもの。社会からのプレッシャーや外見、ルール、機械的に優劣をつける考え方など、勝手に作りあげられた「あるべき姿」を強要する社会への決別をテーマにしています。

髙橋さんは「競争社会で『完璧』を目指すプレッシャーを感じる必要ことはない。自分は自分なので」としながら、日々プレッシャーと向き合う人たちに向けては「成功した時の自分を想像することが大切」とエールを送りました。
 

髙橋さん「引退は容易な決断ではなかった」

1年後の自分はどうなっているのか? 今の仕事を続けていけるのか?――コロナ禍において、多くの人がなにかしらの不安を抱えたことでしょう。それは、アスリートだって同じはず。

新型コロナウイルスの影響によって、1年の延期が決まった東京オリンピック。練習もままならない中で、自分の気持ちと向き合う時間が増えた髙橋さんは「1年後まで心と体を保つのが難しいと感じた」と言います。今回の引退について、「容易な決断ではありませんでしたが、松友選手のエールと、二人で成し遂げてきたこと全てに心から感謝しています」と話してくれました。

世界中で困難な状況が続き、人々は物理的な距離を取らざるを得なくなりました。そんな中、公開された「VS MACHINES」で描かれるタカマツペアの姿は、改めて人とのつながりや絆の大切さを実感する機会になったのではないでしょうか。人生には一人では乗り越えられない出来事が起きることも。せめて、心の距離は近くありたいものです。
 
SK-Ⅱは、これまでにも女性アスリートたちと共に「#NOCOMPETITION 美は #競争ではない」キャンペーンに取り組んできました。過去の取り組みについての記事はこちら。
最新のキャンペーンや製品情報はSK-Ⅱ公式サイトをご確認ください。
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