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おせち料理「黒豆煮」レシピ検索、10年で2倍に!同時に調べるのは
作りたいおせち料理のランキングでは「洋風・デザート系」が第2位になりました
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作りたいおせち料理のランキングでは「洋風・デザート系」が第2位になりました
新年あけましておめでとうございます。おせち料理は食べましたか? 手作り? それとも購入? レシピ情報サイトを運営する「クックパッド」の昨年の調査では、半数のユーザーがおせち料理の一部もしくはすべてを手作りする予定と答えました。作りたいおせち料理のランキングでは、「洋風・デザート系」が第2位に上がっています。
年神様へお供えし、新しい年の健康や幸せを願って用意する縁起物のおせち料理。料理レシピ投稿・検索サイトを運営する「クックパッド」が2025年10~11月に全国のユーザー721人へ行った調査では、2026年のお正月におせち料理の一部もしくはすべてを手作りする予定と答えた人が半数(50.1%)いました。
なかでも特に多かったのは、「自宅でおせち料理の一部を手作りする予定」(34.1%)。一部は手作り、一部は購入という「ハイブリッド型」が主流でした。
一方、「すべて購入する予定(自宅で食べる)」の人は16.4%、「おせち料理は作らない・食べない予定」が14.6%でした。
購入する理由としては、「準備・片付けが楽だから」(44.9%)、 「自分で作るより品質・見栄えが良いと思った」(43.2%) 、「自分では作れないプロの味を楽しみたいから」「珍しい食材や高級な品目を味わいたいから」(それぞれ40.7%)が挙げられています。
おせち料理を「作らない・購入しない」理由では、「家族が食べたがらないから」(49.5%)がもっとも多く、「全体的に高価だと感じるから」(34.3%)、「手作りするのは手間や時間がかかりすぎるから」(27.6%)、「おせち料理の味付けが好きではないから」(26.7%)、「もともと家庭でおせちを食べる習慣がなかったから」(26.7%)が続きました。
手作りしたいおせち料理のランキングは、1位が「筑前煮/煮しめ」、2位は「洋風・デザート系(スイーツ)など」、3位は「黒豆」という結果になりました。
「筑前煮/煮しめ」と「黒豆」は、伝統的なおせち料理ですが、「洋風・デザート系(スイーツ)など」はどのような料理をさすのでしょうか。
クックパッド広報部の成実瞳子(なるみ・とうこ)さんによると、例えば「洋風」はマリネやテリーヌ、鴨肉のローストといった料理や、スパイスやハーブ、オリーブオイルなど洋風の調味料を使った料理を想定しているそうです。伝統的なおせち料理・紅白なますも、オリーブオイルを加えることで洋風のマリネに変身します。
「デザート系」は、栗きんとんなどのおせち料理を使って作るパウンドケーキや、紅白に色づけたゼリーがあるそうです。
成実さんは「伝統的なおせち料理はしょうゆやお砂糖をたくさん使って煮込んだり、お酢をしっかりと漬け込んだりして保存性を高めます。しかし、そうすると小さなお子さんやその味が苦手な方は食べにくいこともあります」と指摘します。
「同じ物を三が日食べ続けると飽きてしまいます。普段から食べ慣れている洋風の味付けを採り入れることで家族みんなで食べやすいおせちに変わってきているのだと思います」
おせち料理を手作りするよさは、自分好みの味付けにできる点です。
近年クックパッドのレシピでは「黒豆煮」の検索頻度が増えています。2015年と比べると、2024年は2倍以上検索されました。伝統的なおせち料理のなかで検索頻度に大きな変化が出ているものは黒豆煮だけだといいます。
「黒豆煮」と併せて検索されているのが、「甘さ控えめ」というワードです。2015年は20位以内に入っていませんでしたが、2024年は13位まで浮上したといいます。2025年の検索頻度も高くなっていて、12月19日現在で10位に入っていました。
「甘さ控えめ」のほか、「甘くない」「ノンシュガー」といったワードと一緒に検索する人もいるといいます。
成実さんは「みなさん健康志向が強くなっていて、市販のものでは甘すぎると感じる方もいます。砂糖が入っていると保存性は高くなりますが、その分カロリーが気になる。手作りで甘さ控えめで食べたいという意向が強くなっているようです。伊達巻きも甘くないレシピが検索されています」と話します。
黒豆煮を自分好みの味付けで手作りしたけれど、たくさん作りすぎて食べ飽きてしまった……ということもあるはず。
そんなときは一手間加えて、違う印象の一品にできるそうです。
実は、クックパッドで黒豆煮と併せて一番検索されている食材は「ホットケーキミックス」でした。黒豆のパウンドケーキやマフィンを作ってデザートとして楽しむそうです。栗きんとんを一緒に入れるのもおすすめだといいます。
成実さんはオーブンを使わない簡単なアレンジとして、黒豆のクリームチーズ和えも教えてくれました。「黒豆とクリームチーズを混ぜて、シナモンをかけるだけで簡単にできます。デザートやおつまみにおすすめです」
今年は手作りでも購入でも、その後のリメイクまで楽しんでみてはいかがでしょうか。
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