ネットの話題
食べられる陶磁器のかけら? 美術館カフェの「陶片クッキー」が話題
館蔵品をモチーフに作っているというクッキーについて取材しました
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館蔵品をモチーフに作っているというクッキーについて取材しました
美術館の一角にあるカフェで提供されている「陶片クッキー」が先日、SNS上で注目を集めました。館蔵品をモチーフに作っているというクッキーについて取材しました。
大阪市北区中之島にある大阪市立東洋陶磁美術館。
1982年に開館し、東洋陶磁のコレクションとして世界第一級の質と量を誇る美術館です。
その一角にある、全面ガラス張りの開放的なカフェ「café KITONARI」で提供されているのが陶片クッキーです。
館蔵品をモチーフにした、バターが濃厚なアイシングクッキーで、価格は2枚入りで税込み500円。
本当に陶片かと思うほどリアルな商品で、SNSで紹介されると「美しい」「どんな味なのか気になる」と注目を集めました。
「陶片クッキーはオープンと同時の2024年4月から提供しています」
そう話すのは、メニュー開発担当の飯野祥平さんです。
陶器の美術館で陶片をモチーフにしたメニューがあれば面白いのでは、と企画。
愛知県瀬戸市のカフェに製造を依頼しており、絵付けはすべて手作業で行っているといいます。
また、不定期ですが、モチーフとなる館蔵品についても変更しているそうです。
「陶片クッキーを目的にご来店いただけるお客様も多く、味も好評です」と飯野さん。
人気商品のために品切れになることもあるそうで、その際はご容赦くださいとのことでした。
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