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#40 #ふしぎなたてもの

横浜の有名ホテル、てっぺんに「女神像」なぜ 放つ〝ラスボス感〟

ヨットの帆を模した外観で知られるヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル=1991年7月28日、神奈川県横浜市西区、朝日新聞ヘリコプターから撮影
ヨットの帆を模した外観で知られるヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル=1991年7月28日、神奈川県横浜市西区、朝日新聞ヘリコプターから撮影
横浜のみなとみらいの建造物の中でも、特に不思議な形をしているのがヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル。ヨットの帆をモチーフにした白と半円のデザインですが、その直径部分の最高地点に、〝謎の女神像〟があることがネットで話題になりました。どのような経緯で設置されているのか、同ホテルを取材しました。( #ふしぎなたてもの 取材班 )

てっぺんには4mの巨大な女神像

6月中旬、X(旧Twitter)で「横浜の“アレ”、ここエレベーターじゃないことに驚きを隠せない」「一番上に女神様がいることもたくさんの人に知ってほしい」と立て続けに話題になったのが、横浜・みなとみらいのヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルです。

ヨットの帆をモチーフにした白と半円形の外観のデザインは、横浜のベイエリアのシンボルの一つにもなっています。

そんな同ホテルの半円形の直径部分は、正面からだとエレベーターのようにも見えます。しかし、同ホテルの担当者によれば、実はここはただの壁。それが一つ目のXの投稿で、「驚きを隠せない」と話題になっていたのでした。

この壁は客室やレストランの一部となっています。壁部分に窓があるフロアからは、海やみなとみらいの街並の眺望が楽しめるということです。

そもそも、このホテルはなぜこのようなデザインになっているのでしょうか。同ホテルの担当者に話を聞くと、ホテルが含まれる​​パシフィコ横浜の施設全体が、「海との一体感」をモチーフにしたデザインになっているとのこと。

展示ホールは「波」、国立大ホールは「貝殻のデザイン」そしてホテルが「風をはらんだヨットの帆」ということになります。

そして、もう一つ話題になったのが、地上31階、高さ140mの最高地点付近にある謎の女神像。ネット上では「とんでもない“ラスボス感”」などとコメントされています。これは正式名称を「みちびき」と言い、彫刻家の吉野毅さんの作品です。離れて見ると小さく感じますが、全長は4mと大きな像です。

これが最高地点付近に設置されている理由について、同ホテルの担当者は「洋の東西を問わず、大きな建物の最上部や帆船の船首などには女神像が設けられ、安全を祈るとされています」「みちびきは、国際平和を願うシンボルともされ、横浜の飛翔や世界の平和を願って設置されたと聞いております」と説明します。

みちびき像は、同ホテルによれば、開業時(1991年)から設置されているとのこと。実は、てっぺんにある像はレプリカ。1mほどの原型像は同ホテルのロビーの大階段中央に設置されています。みなとみらいを訪れた際は、名所の一つにもなっている女神像を観に、同ホテルに立ち寄ってみるのもいいかもしれません。

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