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「マック」と「マクド」 マクドナルド新CM、実は2種類ありました
作り分けた理由を日本マクドナルドの担当者に聞きました
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作り分けた理由を日本マクドナルドの担当者に聞きました
3月中旬から放送されているマクドナルドのテレビCM「ちがう街、おなじ味」。新生活の慣れない街で地元と同じ味に出会う瞬間を描いたストーリーですが、実は全国版と関西版の2種類が存在します。作り分けた理由を日本マクドナルドの担当者に聞きました。
3月12日から4月1日まで放送されているテレビCM「ちがう街、おなじ味」。
多くの人が新生活で経験するであろう、慣れない街で「地元とおなじ味」と出会うことで安心する瞬間が描かれています。
上京してきたばかりの主人公は女優の野内まるさんが、父親役はお笑い芸人として活躍している飯尾和樹さんが演じています。
そんなCMについて先日、マクドナルドの公式X(旧ツイッター)アカウントが「実は……今回のCMは2タイプあります」と紹介。
添付された画像には、CMの終盤で登場する場面がキャプチャーされていて、左は「マックは、ホームシックにすこし効く。」、右は「マクドは、ホームシックにすこし効く。」となっています。
この投稿に対して、「関東と関西で分けてる?」「マクナル派なんですけど」といったコメントが寄せられ、いいねは5500を超えています。
実は・・・
— マクドナルド (@McDonaldsJapan) March 24, 2024
今回のCMは2タイプあります。#ちがう街おなじ味#マックとマクド pic.twitter.com/Rpf9V78qzV
「普段の日の食事や特別な日の食事など、その時間の中にはお客様それぞれの『何気ない日常』が詰まっています。マクドナルドのどこに行っても変わらない味と場所は、お客様にとって第2の実家のような安心感をもたらす場所でありたい、という想いを込めています」
そう話すのは、日本マクドナルドのナショナルマーケティング部統括マネージャー・佐賀貴さんです。
慣れない街で地元と同じ味と出会うというストーリーのため、地域性を感じてもらえるように2種類を制作。
終盤のシーンだけでなく、家族とLINEでやり取りする画面も、全国版では「マック」、関西版では「マクド」に。
また、野内さんのナレーションも関西版では関西弁になっています。
「関西地区では関西版を常に流しており、その他の地域では最初の3日間は全国版を、4日目以降は全国版と関西版をミックスして放映しています」
新CMに対しては「新生活で上京した時の不安な気持ちを思い出した」「慣れ親しんだマクドナルドを発見してホッとした」といった反響が寄せられているとのこと。
また、「今もマクドと呼んでいます」「本当にマクドって言うんだ」といった、略称に対するコメントも寄せられているそうです。
「複数の素材を制作したことで、より多くの皆様に楽しんでいただけていると感じます」
話題になったことについては、「みなさまが日々使っていただいているマクドナルドの愛称を楽しんでいただけていることが改めてわかり、うれしく思います」と話していました。
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