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トイレットペーパー「体験型売場」が話題 18種類を比較できる店も
実施しているホームセンターを取材しました。
 
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実施しているホームセンターを取材しました。
 
                     トイレットペーパーの触り心地を、実際に確認して購入できる「体験型売り場」が注目を集めています。実施しているホームセンターを取材しました。
 
                
 豊富な品ぞろえが売りで、100店舗以上を展開しているホームセンター「ビバホーム」。
 東京都八王子市にある「スーパービバホーム八王子多摩美大前店」では、18種類のトイレットペーパーを触ることができます。
 それぞれホルダーに取り付けられており、商品の特徴や長さ、シングルかダブルかといった違いを表記。
 触った部分は切り取って、下にあるゴミ箱に捨てられるようになっています。
 実際にビバホームで見かけた人がツイッターで紹介すると、「最高すぎます」「触り心地は超重要」といったコメントが寄せられ、話題になりました。
 
                
 「半数以上の店ですでに展開が進んでおり、今後全店舗で見本を出せるように進めております」
 そう話すのは、運営会社であるアークランズの経営企画部IR広報室長・渡部裕樹さんです。
 品ぞろえが多いことが強みですが、選択肢が多いことがショッピングのストレスになっては逆効果。
 そこで、手に取って品質を確かめられるようにして「選ぶ楽しみ」を感じてもらおうと考案したそうです。
 以前からトイレットペーパーの体験型売り場はありましたが、コロナ禍でいったん撤収。
 今年に入って制限が緩和されたこともあり、再開したといいます。
 
                 
                
 トイレットペーパーに限らず、ティッシュペーパーやハブラシ、電動工具、高圧洗浄機なども体験できるようにしているといいます。
 「体験型売り場を行うのが基本方針で、当たり前と思ってやっていたため、今回たくさんの反響をいただいて驚いています」
 お客さんからは「分かりやすくて助かる」といった声が寄せられており、真剣に感触を試した結果、肌触りや香りが良いものを選んでいく人が多いそうです。
 「お客様に喜んでいただけていることが分かり、励みになりました。より一層納得して商品を選んでいただけるような売り場づくりに努めていきたいです」
 
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