連載
#118 #小山コータローの4コマ劇場
「もってけドロボー」への予想外すぎる返し クセつよ〝ちまた話〟
酔いどれ詐欺師さん
小山コータローは本名(もちろん漢字だけど)なので、割とコータローと呼ばれることが多い人生でしたが、たまにあだ名をつけてもらうこともありました。
おそらく1番最初のあだ名は「こうちゃん」ですが、小学校低学年の時は、そこから派生して「紅茶」と呼ばれていた時期もありました。お茶が有名な静岡に住んでいるのに皮肉なものです。
その後は、小学校高学年の時。僕はまつ毛が長いので「マツオ」とクラスの核(コア)みたいな男に呼ばれていました。最終的に彼には「松尾坂内(まつおばんない)」と呼ばれることになるのですが、たけし軍団の一員にるにはまだ若すぎると思い、辞退させていただきました。
なんだかんだ思い返してみれば、この「コータロー」と言う名前が呼びやすいらしく人生のほとんどを「コータロー」「コータローくん」「コータローさん」「お前」と呼ばれて過ごしてきました。
そう言えば、キテレツ大百科のブタゴリラは、悪意しかないあだ名に対して怒らないのはなぜなのでしょうか?僕ならギリ、ネコアルマジロまでなら大丈夫です。
<こやま・こーたろー>
漫画家。「違和感」を作風とし、漫画家のSNS「コミチ」やTwitterで毎日4コマ漫画を発信中。前後関係を無視したセリフや、突拍子もない理不尽な展開が得意。初の書籍「デリシャス・サンド・ウィッチーズ」(扶桑社)発売中。Twitterアカウントは@MG_kotaro。
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