ネットの話題
「ピークを過ぎた芸人」地下鉄ポスターに「笑ってもいいのか迷う」
「他人とズレてるくらいで、ちょうどいいと思うよ」
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「他人とズレてるくらいで、ちょうどいいと思うよ」
「ピークを知る男」ーー。列車の混雑時の利用を避ける「オフピーク通勤」をすすめる東京メトロのポスターに写っているのは、お笑い芸人のダンディ坂野さんと小島よしおさん。一世を風靡する大ブレイクを果たした2人を「ピークを知る」と表現するコピーに、「センスがいい」「じわじわくる」と話題になっています。東京メトロの担当者に聞きました。
2003年に「ユーキャン新語・流行語大賞」に「ゲッツ!」がノミネートされたダンディ坂野さん。小島よしおさんの「そんなの関係ねぇ」がトップ10に選ばれたのは2007年。それぞれ大きすぎるほどの「ピーク」を経験したからこその言葉が、心に染みます。
味のある2人のポスターに、ツイッターでは「人選、センスがいい」「思いついた人天才」というコメントや、ほんのり切なさを感じさせるポスターに「笑ってもいいのか迷う」というツイートもあります。
東京メトロの担当者に、2人を起用した理由を聞きました。
東西線は首都圏で最も混雑する路線の1つ。国土交通省が発表した2018年度の混雑率調査結果によると、東京メトロ東西線の木場→門前仲町間が199%でワースト1位となっています。
東京メトロは混雑緩和を図るため、ハード対策を進める一方、キャンペーンによってオフピーク通勤・通学を定着させたい狙いもあります。
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