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駄菓子『ミニコーラ』が氷菓に 担当者「きっかけは娘の提案でした」
おなじみの駄菓子「ミニコーラ」の氷菓が7月15日に発売されます。
おなじみの駄菓子「ミニコーラ」の氷菓が7月15日に発売されます。8歳の娘から「ミニコーラのアイスを作ってよ」と言われたのがきっかけだと話す、製造・販売元の担当者に聞きました。
ミニコーラとは
菓子メーカーのオリオン（大阪市）が1978年に発売したミニコーラ。缶飲料をかたどった容器に入ったコーラ味のラムネ菓子です。
当時はやっていた自販機の缶コーラをその場でゴクゴク飲み干すスタイルを念頭に開発したもので、プルトップをカチッとあけるリアルな仕立てに。
中のラムネを飲み干すように食べる子どもが続出し、最高で年4500万個売るヒットとなり、現在も主力商品です。
氷菓を手がけるのは
そんな人気駄菓子の氷菓「ミニコーラ氷」が7月15日に発売されます。
手がけたのは、アイスクリームやゼリーなどの製造販売を手がけるセリア・ロイル（福岡県朝倉市）。
有楽製菓（東京都）とコラボした「ブラックサンダーアイス」を製造・販売している会社です。
「今回はミニコーラが好きな娘の由良から『アイスを作って』と言われたことがきっかけです」
そう話すのは、セリア・ロイル東京営業所のマネージャー・山下真一郎さんです。
シンプルな氷菓に
オリオンの常務・高岡五郎さんに娘の話をしたところ、すんなりOKをもらえたそうです。
「子どもの夢を叶えるのが駄菓子メーカーですから。ラムネ入りのアイスはあるけど、おいしいと思うものはなかなかない。これはチャンスだと思いました」（高岡さん）
市販されているミニコーラと同じものを、コーラ味のかき氷に混ぜ込んだシンプルな氷菓に。
ミニコーラの味を損なわないよう、コーラ味のかき氷の酸味、味の濃淡の調整に苦労したそうです。
「ミニコーラと全く同じ食感ではありませんが、かき氷の中であの風味を味わえる仕上がりになりました」と山下さん。
ミニコーラと一緒に
パッケージについては、ひと目でミニコーラのアイスだとわかるようデザインを踏襲。「インスタ映え」も意識したといいます。
「酸味・風味とともに、懐かしい駄菓子のコーラ味を再現しています。ミニコーラと一緒に食べると、その酸味とマッチして、よりコーラ感が増すので、お試し下さい」と山下さんは話します。
◇ ◇ ◇
ミニコーラ氷のメーカー希望小売価格は税抜き140円。全国の西友やイオン九州、マックスバリュ九州、近畿地区のドン・キホーテなどで19万個限定販売の予定（一部店舗を除く）。好評であれば追加販売も検討するそうです。
駄菓子『ミニコーラ』が氷菓に
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