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「やけん→野犬」「そうなん?→遭難」 博多弁の誤変換あるある漫画

「楽しみやけん」が「楽しみ野犬」に、「寝れんかもしれん」は「寝れんかも試練」に……。

博多弁の誤変換あるあるを描いた漫画
博多弁の誤変換あるあるを描いた漫画 出典: 新島秋一さんのツイッター

目次

 「楽しみやけん」が「楽しみ野犬」に、「寝れんかもしれん」は「寝れんかも試練」に……。スマホやパソコンで起こる博多弁の誤変換を描いた漫画が、ツイッターで注目を集めています。「地方には地方の個性や素晴らしい魅力があります」と話す作者に話を聞きました。

ツイッター投稿された3ページの漫画
ツイッター投稿された3ページの漫画 出典: 新島秋一さんのツイッター

寝れんかも試練


 先月12日に、「福岡に限らずなんだけど、メール打つ時に方言がうまく変換されなくてよくわからないことになるの あると思います!」という文章とともにツイッター投稿された3ページの漫画。

 「福岡の方言を使う人がよく感じる事」として、メールで文章を入力している場面が描かれています。

 「明日ばり楽しみやけん 寝れんかもしれん」と打とうとしたら、「明日ばり楽しみ野犬 寝れんかも試練」に。

 「今やりようばい」は「今やり用倍」、「今しようとって」は「今使用とって」、「そうなん?」は「遭難?」に誤変換されてしまいます。

 そこで、方言の変換に対応した携帯があったらいいのにと思い浮かべてみたところ、「そうやね」と打ったら「そうなんけ」「そうやねん」「そうだで」といった候補が大量に出てきて、ガッカリする場面で漫画は終わります。


作者に聞きました


 この投稿に対して、「めちゃ分かります」「関西人も実感」といったコメントが寄せられ、リツイートは5千、いいねは1万2千を超えています。

 作者は、秋田書店のマンガクロスで「博多弁の女の子はかわいいと思いませんか?」を連載中の新島秋一さん。

 今年7月には、FBS福岡放送で岡田健史さんと福田愛依さんを起用した実写ドラマが放送される予定です。

 今回のツイートは、単行本2巻に収録されているエピソードを抜粋したものだそうです。

 「日常でスマホやPCを使うとき、誤変換で打ち直すことが多くて、他の人はどうなんだろうか?と思ったのがきっかけで描いた話です」


独りよがりにならないように


 自らが経験した誤変換がもとになっているのかを尋ねると、こんな答えが返ってきました。

 「僕自身もそうですし、周りからも同じような意見を聞いたりしています。特に自分はPCをメインに使っているので、スマホやガラケーの人よりも誤変換で困ることが多いように感じます」

 独りよがりな意見にならないよう、なるべく多くの人の意見や体験を聞きながら描くように心がけているという新島さん。

 「主に福岡の話題をもとに書いているので、わかりやすいよう作中の文字変換を方言の部分だけ変換するようにしていたのですが、それが逆にわかりにくいと感じる人が何人かいらっしゃいました。反省を踏まえつつ、間違いなく、よりわかりやすい表現で描けるように気を付けたいです」

地方には地方の個性が


 方言をテーマにしながら、こんな思いを込めて描いているそうです。

 「東京を中心にして『都会以外は地方』と一つ下に見られがちですが、そんなことはない。地方には地方の個性や素晴らしい魅力があってそういったものに共感したり、興味を持ったりしてほしいと思ってます」

 多くの反響が寄せられていることについてはこう話します。

 「反響があること自体はすごくうれしいのですが、それよりも自分の実体験というか、思ったことを形にした漫画なので、より多くの人と同じ話題で共感できることが、すごく面白いって感じます」

 ◇ ◇ ◇

 ドラマは7月19日に放送予定。単行本「博多弁の女の子はかわいいと思いませんか?」の3巻は7月8日発売予定だそうです。

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