話題
工事現場に使徒襲来? エヴァ風の看板が話題 岩手の会社に理由聞く
アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」風の工事看板が岩手にあると話題になっています。
話題
アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」風の工事看板が岩手にあると話題になっています。
アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」風の工事看板が岩手にあると話題になっています。おなじみの次回予告をイメージさせるフォントで、「警報 せめて、最徐行」「第五話 予告 この先、交差点あり」などと書かれています。設置した会社に、その理由や反響について聞きました。
話題になっているエヴァ風の看板は「工事 予告」「次回 舗装を直す工事」。いずれも岩手県花巻市で目撃されたもので、黒地に白いフォントで書かれています。
これらがツイッターで拡散されると、「こんなのもあるよ」と次々と画像がアップされました。
「警報 せめて、最徐行」
「第五話 予告 この先、交差点あり」
「第六話 警報 減速モード突入」
「最終話 現場から、感謝の思いを、」
ツイッター上では「インパクト大でいいと思います」「目にとまりやすい。内容が読まれやすい。理解しやすい。記憶に残りやすい。すべて看板目的を果たしている」といった声が上がっています。
設置したのは岩手県花巻市の「たかしん興業」。花巻を拠点に、土木工事や舗装工事などを手がけている会社です。
数年前からエヴァ風の看板を設置しているそうで、「同じような看板が並ぶと注意喚起できない。もっと関心をもってもらえるインパクトのあるものを」と考えた結果、こうなったそうです。
なぜエヴァだったのか? その点については、再放送を見かけたりパチンコが人気だったりということに加え、震災前に岩手県の沿岸広域振興局大船渡土木センターがエヴァを意識した看板を作って話題になったことも理由だそうです。
看板には黒地と白地の2種類が存在しますが、黒地は「工事予告用」、白地は「実際に工事が始まってから用」と使い道が違うそうです。「やっぱり黒地だと、夜は見えにくいですから」と副社長の高橋真也さん(39)は話します。
これらのエヴァ風看板は単体で置かれることはないといいます。この看板が見にくい人もいるだろうとの配慮から、通常の看板も置いた上で、その手前に置いているそうです。
なぜ、ここまでこだわるのか? 高橋さんは「交通量が多いところなどはやっぱり危ないですから、ちゃんと周知できるようにと思ってやってます。どれほどの効果があるのかわかりませんが……」
ネット上で話題になっていることについては「びっくりしてます。エヴァだけでなくお笑い芸人さんのギャグをもじったものとかもやっているので、みなさんの要望に応えていけたらいいなと思ってます」。
1/35枚