パラスポーツ熱を一過性にしないために 五輪レガシーの生かし方

レガシーは〝自然発生しない〟危機感

Hideko Ono

元車いすバスケ日本代表選手の藤井郁美さんは「パラリンピックの盛り上がりは一過性だと感じます」と話します。東京五輪・パラリンピックに関わった元五輪選手は「レガシーは、自然発生的には作られない」と危機感も口にします

東京2020パラリンピックからもうすぐ1年が経とうとしています。その「熱」は一過性で終わってしまっているのではないか――。パラリンピック大会に併せて開催したイベントでの報道陣の少なさ、そして、大会前後でパラアスリートへの取材が激変した現実。パラリンピックイベントの運営者、そして、パラアスリートである元車いすバスケ日本代表選手が今感じていることを聞きました。(ライター・小野ヒデコ)

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