鉄道工場の街で続く〝ただ者ではないOB会〟実は全員、凄腕の技術者

地元のため、ひたむきに取り組むこととは…

高橋 豪
朝日新聞記者

フォークリフトをプログラミング教室用に改造する日立のぞみ会の会員たち=2021年4月13日、山口県下松市、高橋豪撮影

今年で100周年を迎える国内最大級の鉄道工場「日立製作所笠戸事業所」がある山口県下松市。市内に集積する製造業の未来の担い手を育成しようと、笠戸事業所の元社員でつくる団体が活動しています。親子向けのプログラミング教室の準備風景をのぞくと、技術者としてのノウハウを還元しようとしながら、自分たちもものづくりを楽しむ男性たちの姿がありました。鉄道ファンの記者(25)が、「鉄道のまち」で見聞きした出来事をレポートします。(朝日新聞山口総局記者・高橋豪)

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