元競技者が解説する鍵山選手の強さとは フィギュア世界選手権

間近で見た「父親譲り」のジャンプ力

橋本佳奈

男子フリーで演技をする鍵山優真=2021年3月27日、スウェーデン・ストックホルム、角野貴之撮影

スウェーデンのストックホルムで27日まで開かれたフィギュアスケートの世界選手権。男子フリーの結果に驚いた人も多かったと思います。ショートプログラム3位のネーサン・チェン選手(米)が逆転し、総合1位で金メダル。2位に食い込んだのは、今季シニアデビューしたばかりの17歳、鍵山優真選手(星槎国際高横浜、SP2位)でした。SP1位の羽生結弦選手(ANA)は4本のジャンプでミスがあり、3位に終わりました。フィギュアスケート選手として14年の競技経験のある記者が、鍵山選手の強さの秘密を選手目線で振り返ります。

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