官僚、就職先としてあり? 深夜の資料作り、FAX文化「本当に無駄」

〝エリート〟が強いられる長時間労働

国会が見える官庁街で出勤する人たち=2005年8月10日朝、東京・霞が関で

難関の試験に突破して採用される〝エリート〟のイメージが強い官僚だが、働き方の過酷さが問題になっている。河野太郎行政改革相は、2020年11月18日に自身のブログで、自己都合退職者数は6年前より4倍以上に増えていると指摘した。働き方のお手本になるべき官僚の労働環境は、就活中の大学生にとっても他人事ではない。〝残業月100時間はザラ〟は本当なのか? 元官僚の加藤彰さん(仮名)と、現役官僚の斉藤健さん(仮名)に話を聞いた。(大学生ライター・室星葵)

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