息子に買えなかった赤いランドセル…教団にすり込まれた常識の呪縛

「社会的に望ましい性のあり方」って何?

たもさん

宗教の「元2世信者」である、たもさん。赤いランドセルから責められる理由とは……

生まれつきの性別に違和感を抱いたり、自分と同じ性別の人物に恋したりする――。近年、そんな「性の多様性」を意識する機会が増えています。宗教団体の元「2世信者」で、小学5年生の息子を育てる漫画家・たもさんには、このテーマにまつわる忘れられない経験があるそうです。「その性別らしさ」という、強力なイメージの呪縛をほどくため必要なこととは? 決して人ごとではない、「生きづらさ」の根を断つ方法について、たもさんの描き下ろし作品から考えます。

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