事故から9年半「イチエフ」の今 屋外の大半、簡易マスクでOKだが…

福地慶太郎

福島第一では現在、敷地内のほとんどのエリアで防護服や全面マスクをつけずに歩くことができる=2020年10月5日、福島県大熊町、小玉重隆撮影

「イチエフ」と呼ばれる東京電力福島第一原発で発生した事故から9年半が過ぎました。「30~40年で終える」という廃炉作業が続く一方、福島県ではいまだ約3万7千人が避難生活を続けています。地元で原発取材を続ける記者がイチエフの構内に入り、科学記者の視点で今の姿を伝えます。

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