挫折ばかりのラガーマンだからできた「スポーツと仕事」の両立

チームのクラブ化でいきた営業現場での学び

Hideko Ono

24歳でライオンに転職し、ラグビーチーム「ファングス」のクラブチーム化を推進した朱賢太さん(中央)=本人提供

高校でラグビーを始めてから20年以上現役を続けた朱賢太さん(46)。大学ではレギュラー落ち、最初に所属した社会人チームではまさかの会社倒産など、様々な試練に見舞われましたが、それらは全て成長へのステップだったと振り返ります。仕事とラグビーの両立を目指した朱さんは、所属先のラグビー部をクラブチーム化することに貢献。会社との交渉で生きたのは、営業で身につけたスキルでした。スポーツの活動がビジネスにも生きることを体現してきた朱さん。働き方が多様化する時代、デュアルキャリアの道のりを聞きました。(ライター・小野ヒデコ)

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