「35歳まで現役、後悔も」陸上元エースがもがいたセカンドキャリア

リハビリで知った外の世界「これまでの経験をビジネスで生かす」

Hideko Ono

東京国際女子マラソンで2位でゴールした加納由理さん=2008年11月16日

長距離陸上選手として、数々の実績を残してきた加納由理さん(41)。20代前半で引退する女性選手が大半の中、35歳まで現役を続けました。「この年齢まで競技を続けてきた自分を責めたこともあった」と話す加納さん。引退から5年間、もがきながらもセカンドキャリアを切り開いてきました。今、伝えたいのは「結果だけではなく、競技を通しての人生観まで設定すること」だと言います。順風満帆とはいえなかったからこその「気づき」について聞きました。(ライター・小野ヒデコ)

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