両足に12cmの手術痕、そして同性愛 「ダブルマイノリティ」の生き方

岩井 建樹
朝日新聞 相続会議編集長

白石朋也さん

顔の変形やアザなど、外見に症状がある人たちが学校生活や、就職、結婚に苦労する「見た目問題」。顔の症状がクローズアップされがちですが、身体に症状がある当事者も数多くいます。カナダのトロントに暮らす白石朋也さん(27)は、足に皮膚がんによる手術痕があります。白石さんはまた、同性愛者です。「ゲイとして前向きに生きられるようになったら、次は見た目問題にぶつかった」と語る白石さん。その半生を尋ねました。(朝日新聞記者・岩井建樹)

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