教祖=引退しないアイドル?伝統宗教「生き方のヒント集」という価値
生きづらい時代の「処方せん」になるかもしれません
「教祖は、引退しないアイドルのようなもの」。宗教離れが進んでいると言われる中、SNSでの発信に力を入れる、伝統宗教の担い手の言葉が心に残りました。価値観が多様化した昨今、仏教やキリスト教と距離を置く人が増える一方、心のよりどころを見いだせず、生きづらさを抱える人は少なくありません。孤独を感じる場面も多い時代において、伝統宗教にできることはあるのでしょうか? 信じなくても「使える」、生き方のヒント集としての価値を考えてみました。(withnews編集部・神戸郁人)