「包茎って悪いこと?」僧侶に届いたDM、たじろく質問にとった行動

目を見張る質問……僧侶の答えは?

神戸 郁人

「アイドルと違って、教祖は"引退"しない」。移ろいやすく、生きづらい現代社会。揺るがぬ価値観の持ち方について、伝統宗教の担い手たちが語らいました。

「包茎は悪いことですか?」。僧侶の稲田ズイキさん(27)には、自身のツイッターアカウントで、そんなダイレクトメッセージ(DM)を受け取った経験があります。「キリスト新聞社」(東京都新宿区)社長の松谷信司さん(42)も、漫画の趣味や進路相談までされることがあるそうです。宗教とは関係ない、一瞬、たじろいでしまうような質問。実は、こうした苦悩に向き合うことにこそ、宗教者が考えるべき「救いの本質」が見いだせるのだと、二人は語ります。一人の人間として、誰かの悲しみに寄り添う上で、必要なこととは? 現代における伝統宗教の役割について、二人の対談から考えます。(構成・編集=withnews編集部・神戸郁人)

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